米国の著名な実業家、イーロン・マスク氏は23日にTwitterで、長い間使われてきたTwitterの青い鳥のロゴが「X」に刷新されると発表しました。この「X」はTwitterの親会社の名前です。
‘X’は進化する、Twitterの新ブランド戦略の発表
マスク氏は
Xの暫定的なロゴがきょうライブになる
「X.com」は現在ツイッターのウェブサイトにリダイレクトされる
と説明しました。
彼の一連のツイートの中には、Twitterのデフォルトカラーを青から黒に変えるべきかについてのユーザー投票の開始も含まれていました。
またイーロン・マスク氏は
間もなくツイッターブランドに別れを告げ、段階的に全ての鳥たちともさよならすることになるだろう
と述べました。
ツイッターのリンダ・ヤッカリーノ最高経営責任者(CEO)も
人生でもビジネスでも大きな印象を再度与えるチャンスが巡ってくることは非常に稀だ
Xはさらに進化する
と23日に投稿しました。
一方、フォレスターのリサーチディレクター、マイク・プルー氏は、この変更について、Twitterのオリジナルの忠実なユーザーをさらに疎外する可能性があると指摘しました。
彼は、
ツイッターの新しい日であり、同社が異なるユーザー層がいる異なる方向に向かっていることを示している
と述べました。
専門家の反応は?
マスク氏はPayPalの元になったネット銀行「X.com」の名前を復活させ、SNSと金融を組み合わせたスーパーアプリにTwitterを進化させる構想を示しています。
すでにTwitterの運営会社は「X Corp.」という名前になっていますが、Twitterユーザーの目に触れる部分にも、Xのブランドを実装していく段階が近づいているようです。
しかし、Twitterのブランドは世界的に普及しているだけに、ロゴやドメイン名を変更すれば混乱も予想されます。Facebookの場合、2021年にMetaに社名を変更した後もサービス名やロゴは継続しており、大きな混乱は起きていません。
マスク氏がツイッターを買収したのは、自らが開発したいスーパーアプリXを、ゼロから作るよりもツイッターを叩き台にした方が安く早いと判断したからです。
これまでもツイッターのロゴを柴犬に変えてみたり、ツイッター社の看板をネタにしたりとツイッターブランドに愛着がないことは明白でしたが、すでに広告主も半減しており、ブランド変更のデメリットよりメリットの方が大きいと判断したようです。
利用者が少ない国においてはこのブランド変更はメリットの方が大きいかもしれませんが、日本ではツイッターブランドの認知度が高く、愛着がある方が多いため、デメリットが大きい印象もあります。
ライバルサービスにとってはチャンスといえるでしょう。
ネットの反応は?
ロゴまで変えちゃうとツイッターではなく完全に別物って感じがするよね。 いくらXが好きだからって何でもXにしようとしたがるのはどうかと思うね。 マスク氏が青い鳥と別れるというなら愛着があって利用している人も青い鳥と別れるかもね。
ロゴまで変わるならもうツイッターじゃないみたいな感じで。
マスク氏が余計な事をすればするほどユーザー離れは加速するよ。
tweet=小鳥のさえずりが元々の意味なので、鳥のアイコンだったわけで。 世界一のお金持ちに買われてサービスがよくなるかと思いきや、収益収益のケチくさい改悪ばっかり。
ここまで好き勝手にぶち壊すなら、借金してまで買収しないで新しいサービスを自分で立ち上げてほしかった。
元ヘビーユーザーでしたがサードアプリ排除のあたりからほとんど利用しなくなりました。
もはや楽しかった過去の思い出になりつつあります。
編集後記
このニュース見たとき、本当!?ってなりましたが、皆さんいかがですか?
楽しみというか、どうなってしまうんだろうという感じです。
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