経済アナリストの森永卓郎氏(67)が30日、ニッポン放送の「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜午前8時放送)に出演し、27日に行われた自民党総裁選で石破茂氏(67)が新たな総裁に選ばれたことについて意見を述べた。
この日、元内閣官房参与で経済学者の高橋洋一氏と共に番組に出演した森永氏は、冒頭で石破新総裁の誕生について質問され、
私はこれで令和恐慌は確実。日本はもうおしまいだと思っています
と断言した。
森永卓郎氏の私見
今日、マーケット開いたら大暴落が起きると思います。もしかして、市場がパニクると3000円、4000円っていうとてつもない暴落に結び付く可能性もあります
と予言、実際、30日午前の東京株式市場では、日経平均株価(225種)が大幅に下落した。下落幅は一時1800円を超え、3万8000円台まで落ち込んだ。自民党の石破茂総裁が首相に指名されるのを前に、追加の利上げや富裕層向けの金融所得課税強化といった経済・金融政策に対する警戒感が広がり、多くの銘柄で売りが膨らんだ。
このいわゆる“石破ショック”について、森永氏は
石破さんになったら、もう増税、増負担、社会保障カットっていう財政政策がほぼ確定。これ、総裁選の議論で高橋先生と真逆の議論を言ったの、石破さん。“日銀は政府の子会社ではない”と。(その一言で)日銀の利上げは放置
「石破さんが総裁になれば、増税や負担増、社会保障削減といった財政政策がほぼ確定します。総裁選の議論で高橋先生と正反対の主張をしたのが石破さんです。“日銀は政府の子会社ではない”と言ったことで、日銀の利上げが容認される形になる」と指摘した。これに対し、高橋氏も
安倍(晋三)さんは“政府の子会社です”ってはっきり言った。だから、金融緩和、利上げしないと。それを逆手に取ったら、利上げしますと。マーケットの中では年内利上げというのが出てまして。それで株価が下がっちゃう
と原理を説明した。
さらに森永氏は
株やっていない人でも他人事じゃないんですよ」と森永氏。「この間の利上げで0・15%ぐらい変動金利が上がるんですよ。さっくり言うと、変動金利の人は2千数百円の負担が増えるんですけど、ここからまたあげたら、5000円、1万円って住宅ローンの返済が増えていくわけですから。だからもう、中小企業だけじゃないんですよ、一般国民も石破ショックにやられちゃう
と述べた。
ネットの反応は?
石破氏の手のひら返しは、党内よりも国民へのものになっている。当選前までは、解散前に徹底した議論ということで、多少なりとも期待した部分があったが、見事に裏切られた。結局、国会という国民の代議機関を、自分たちの政権浮揚の道具としてしか見ていなかったということだ。
能登の災害対応など、即時対応が必要な課題が山積であるにもかかわらず、何もしないで選挙三昧。やっぱりこの党には投票してはいけないのだと決心した。
株価大暴落で個人投資家の恨みを買って、高市さん支持者の怒りを買って、人事は派閥残り滓内閣で一般有権者を失望させ、これから増税で企業や国民を痛めつける予定。 これで即時解散総選挙とは自民党は相当議席減らすでしょう。保身の為に石破に投票した議員も沢山落選するでしょうけれど自業自得です。石破政権は史上最短命政権になるでしょう。
石破ショックの中解散総選挙が1ヶ月後。
石破内閣の実績がないうちに解散して、何をどうやって自民党を支持すればいいのか国民に考えさせもしないのか。 今のところ党首討論を見る気力が出ないと思う。
国民が動揺しているのに一体全体選挙に勝つつもりがあるのか不思議だなぁ。
編集後記
あと数日で選挙をするための大義名分となるような事を起こすのでしょうか?
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