メタ社の新SNS「スレッズ」のユーザーベースが急激に縮小している一方で、ツイッターは、「プレミアム会員になると毎月数千ドルが得られる」とのメッセージで攻勢をかけています。
アメリカのマーケットリサーチ企業の試算によれば、スレッズの日次利用者数は二週間連続で下落し、1300万人まで落ち込んだとのことです。
スレッズのユーザー数、急降下。ツイッターは新会員計画で反攻開始
利用者数がピークだった7日から約70%も減少し、ユーザーの平均利用時間も19分からわずか4分へと縮小しています。
メタのCEOであるザッカーバーグ氏は、
成長よりも安定化に重点を置いている
との立場を表明しています。
その一方で、スレッズの登場によりユーザーが減少しているツイッターのマスク氏は、
月7ドルで認証ユーザーになれば、広告収入の分配で月に数千ドルを稼げる!
認証申請はわずか2分
と投稿し、ユーザーの引き止めに全力を注いでいます。
専門家の反応は?
サービス開始直後は「Threadsが始まったこと」自体が話題になったものの、そういう盛り上がりはやがて沈静化します。今後はいかにしてユーザーを定着させていくかが課題になるでしょう。
Twitterのように「フォロー中」の投稿だけ表示する機能は展開が遅れていることもあり、現状ではインスタが好きな人やTwitterに疲れた人が、のんびり楽しむアプリにとどまっている印象です。
機能的にはまだこれからという段階ですが、Twitterからの「避難所」としての役割は期待されています。Twitterで不具合などが起きた際にはThreadsが注目されることが増えそうです。
Twitterが閲覧制限しているタイミングに、Instagramのアカウントで容易に始めることができたため、良いスタートダッシュが切れたはずでした。
インフルエンサーたちもこぞって始めたため、インフルエンサー投稿を楽しむだけならThreadsで十分かもしれません。Twitterがなくなったときの避難所にというニーズはもちろんあります。
一方で、Twitterを使う一番の理由である、フォローしているユーザーの投稿だけを見たいというニーズが満たせないのは致命的です。 タイパを求める若者が多いのに、まったくほしい情報が得られません。これでは完全なTwitterからの移行は難しいでしょう。
Twitterはあいかわらず不具合などが続いており、ThreadsにTwitterに求める機能が搭載されれば挽回する可能性はあります。 今後の動向に注目です。
ネットの反応は?
私が歳をとったということなのか、SNSはたまに眺めるだけでいいや~となってきてます。
情報が必要な時に検索のかわりに使ったり、暇な時に動物のリールをチラッと見るぐらいに。(癒される)
TwitterもインスタもFacebookも自分からの発信は激減しました。 フォローしている人の投稿もいちいち見なくなりました。 それはSNS疲れと言うのかしら?
その代わりブログの更新が増えました。 日々の振り返りにもなるので自分には合ってるのかもしれません。 ブログだと人の投稿もよく読みます。 新しいSNSはもうお腹いっぱいで私には必要なさそうです。
Threadsは現状ではTwitter利用者が使う気になれるだけの機能が用意されていない
なのでこれから検索機能やハッシュタグ等のユーザーが必要としているものを用意していって、一通り機能が揃いましたよという段階になってから利用するかどうかを判断することになる
今のところTwitterはDMの制限等のユーザーが逃げたくなるような改悪を続けているので、Metaとしてはなるはやで必要な機能を用意してサービスの鞍替えをしたいユーザーの受け入れ先として定着させたいところ
編集後記
今のスレッズの機能ですとTwitterの互換というわけにはいかないですからね。
一時避難場所という役割だと考えるととりあえず登録というユーザーがほとんどで先日ニュースになっていた登録者数の伸びが達成できたという事ですかね。
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