20日に東京都内で開催されたソフトバンクの株主総会に、ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が出席しました。孫氏は、対話型AI「チャットGPT」の開発者であるアメリカの新進企業、オープンAIのサム・アルトマンCEOとの頻繁なコミュニケーションについて触れました。彼が明らかにしたところによれば、「毎日のようにチャットしたり、直接会って話をしたりしている」とのことです。
また、孫氏は昨年の11月に開催されたSBGの決算発表以降、公にはあまり発言を控えていました。しかし、この度の総会では、株主からの「孫さんより一言お願いしたい」という要望に応えて発言を行いました。
孫正義氏、AI「チャットGPT」を利用したブレーンストーミング活用を明らかに
孫氏はチャットGPTについて
私自身も毎日、何度も何度もチャットGPTと会話をしながら(アイデアを出す)ブレーンストーミングをしているようなヘビーユーザーの一人
と明かしたうえで、チャットGPTがAI革命を現実的なものにするとコメントしました。
また孫氏は
思い出すと恥ずかしくなるような投資もいっぱいあるが、おびただしい失敗の中から素晴らしい芽がいくつも発見され、これがもうじき開花しそうだ。今は非常に忙しく、非常にエキサイティングな日々を過ごしている
と述べ、ソフトバンクグループが営利目的ではなく、情報革命を起こすためAI関連の会社を中心に投資してきたことを強調しました。
専門家の反応は?
ソフトバンクの株主総会では、宮川社長に代わって「ChatGPTのプロ」として孫さん自ら仕組みを解説する場面もあり、ChatGPTにかなり入れ込んでいる様子が伝わってきました。
ソフトバンクグループは投資会社としてAIによる情報革命に投資をしてきたものの、2022年からは相場の下落に対して守りの姿勢に入っています。昨今の生成AIのブームにうまく乗れていないとの指摘もあるだけに、次の一手が注目されます。
ネットの反応は?
GPTが間違えている、という人が結構居ますが、解を求めるのは適した使い方ではないという前提が抜けている。 まだまだ自分の知識とリテラシーがある程度ないと実用には弊害もあるけど、正しく使えば多くのケースで有用。 ブレストに使っているとあるけど、そういった自分にない視点を出してもらうのも有効な使い方。
実際使ってみると、AIという位置付けで考えず、まとめ検索だと思うとすごく便利です。
検索結果の求めるコンテンツ部分を抽出してくれるので助かります。 また、キーワード検索でよいキーワードが自分で思い浮かばない時などは、かってにそれなりにしてくれるのでいいですね。
ただ、検索しても答えがどうしても見つからないような事を改めてChatGPTを通じて聞いても、答えてくれないので、やはり、キーワード検索が適切にできる自分の専門範囲では通常の検索の方が使いやすいように感じました。
ただ、自分が知っている、もしくは、そうとらえていない側面からの回答もあるので、そういう側面があるのか?やそう勘違いしている人が多いんだ!など視野を広げるためにも便利でした
編集後記
孫さんもチャットGPT使い倒しているというのは、面白いなぁと思いました。
専門家さんがおっしゃている総会でチャットGPTのプロとして仕組みを解説したみたいなので、聞いてみたかったなぁ。
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