SNSの偽広告につられる中高年…50代のトラブル相談最多

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SNSにおける偽の広告によって消費者トラブルに巻き込まれるケースが絶えず増加しています。この問題は以前は主に若者に影響を与えると考えられていましたが、最近では中高年を対象としたケースも増えています。消費生活センターの年齢別の相談件数によれば、50代からの相談が最も多いです。専門家は、経済的に安定しており、社会的評価も気にする中高年は、被害に遭っても黙って我慢する傾向があると指摘しています。また、相談に至らない被害ケースも多く存在する可能性が高いとされています。

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定価の半額、怪しいと感じながらも

今年4月、東京都内に住む50代の女性は、SNS上の広告に引かれました。広告は、世界的に有名な宝飾ブランドとスポーツメーカーが共同で作成したスニーカーを、元の価格の約半額で提供していました。

このスニーカーの抽選販売には当たらず、購入を断念していた女性ですが、何となく怪しいと感じつつも、最終的には業者のウェブサイトで購入手続きを行いました。氏名、住所、電話番号などの個人情報を提供したにもかかわらず、1週間が経過しても商品は届かず、業者からの連絡もありませんでした。
不安に思って調査を行うと、同様の詐欺的なオンラインショッピングサイトがいくつも存在することが判明しました。

お金を取られなかったのは幸いだが、個人情報が悪用されないか心配で仕方ない

と悔やむ。

国民生活センターのデータによれば、2022年にはSNSに関連する消費者トラブルの相談が6万件を超え、2009年に統計が始まって以来の最高数を記録しました。特に40歳から60歳までの年齢層からの相談が急増し、これまで最も多かった20代を抜き、50代が初めて最多の相談件数となりました。中高年が関与するトラブルには、「情報商材」による簡単な利益を約束するものや、投資、副業に関するケースが多く見られます。

国民生活センターの担当者は、

国民生活センター<br>担当者
国民生活センター
担当者

SNS広告では、利用者の年齢層や関心事を把握した上で魅力的な商品やサービスを提案してくる。値段が安すぎるなど、少しでも不審な点があれば、絶対に取り合わないでほしい

と警告しています。

25億円荒稼ぎのグループ摘発

7月に関東地方に住む50代の女性は、大手百貨店が「閉店セール」として出したSNS広告によって、偽のウェブサイトに誘われました。このサイトでは、定価約100万円の高級腕時計がわずか2万円で販売されており、女性は衝動的に購入してしまいました。商品を受け取った後、冷静になって百貨店の正規のウェブサイトを訪れると、偽サイトに対する警告の掲示を見て、騙されたことに気付きました。

同じような方法で偽の高級ブランド品を販売している犯罪集団について、愛知県警は8月下旬に、関東と関西の男女5人を商標法違反などの疑いで逮捕しました。この集団は、偽のブランドバッグなどを本物の価格の1割以下で販売しており、過去1年間で約25億円の不正な利益を上げていたとされています。

「デジタル疎い」

情報リテラシーの専門家である成蹊大学の客員教授、高橋暁子氏は、

デジタルに疎く、お金に余裕もある中高年が狙われているのは明らか。トラブルに遭っても、世間体を気にして周りに相談しづらいことも見透かされているのだろう

泣き寝入りは犯罪グループの思うツボであるばかりか、新たな被害者を増やすことにもつながりかねない

と強調しています。

消費者がトラブルに遭った場合、消費者ホットライン(188番)に電話をかけ、音声ガイダンスに従い操作することで、最寄りの相談窓口に接続されます。また、日本司法支援センター(法テラス)でも、消費トラブルに関する無償の法的相談が提供されています。

専門家の反応は?

スマホを使用する中高年の増加に伴い、この記事のように中高年がSNSでの詐欺被害に遭ってしまうケースが増えています。

ある程度若い時からインターネットを使っていた経験がある人なら、「この広告は怪しい」「このアカウントは怪しい」と区別をつけられますが、そういった経験の浅い世代が狙われています。

うまい話や魅力的な広告を見つけたらすぐに飛びつかず、まず立ち止まることを習慣にしましょう。記事にあるような相談窓口に加え、家族や知人に聞いてみることが大事です。

SNSで高級ブランドの商品を半額以上の値段で購入できるをうたったこ広告のほとんどが偽サイトと言っても過言ではありません。これはお金や個人情報を盗もうとする詐欺集団が作った罠です。偽サイトには電話番号や会社名などが記載されていますが、これを信用してはいけません。また、広告に誘導されたサイトで、クレジットカードや銀行口座などの個人情報を入力すると、大切な個人情報が悪用される可能性があります。中には新規アカウント作成フォームに、パスワードとIDを入力させてパスワードを盗む手口も散見されています。

SNSは便利なツールですが、それは犯罪組織を犯罪をするには有効なツールなのです。被害に遭わないためには、このような手口があるということを知ることです。

ネットの反応は?

以前友人がヤフオクで10万円程度のカーナビを落札できなかったところ、「次点落札者になりました」というメールが来た。

内容も更に「ご迷惑をおかけしたため、ディスカウントします、希望あれば口座振り込みを」というものだった。

まんまと引っかかってしまったという訳。メールは読ませてもらったが非常に言葉巧みで詐欺に引っかかってもおかしくないなと思った。

警察にも被害届を出したが音沙汰なし。被害届は勿論出すことは重要だが、自衛しかない。

少しでもおかしいと思ったら、周囲の知人友人に相談したり、ネットショッピングであれば、その店の信憑性をリサーチするのも大切だろう。

広告からは一切買わないようにしている。広告は安いことしか書かない。しかし、安いのは安いなりに裏では高額になる企みが必ず存在する。

ダイエットサプリが初回安くしているのは2回目以降の高くなる商品まで買わせるためだ。お試し価格、定期縛りなし、なんかしていることに飛び付く人はいるが、だいたいお試し分では全く効果が出ないようになっている。1袋1ヶ月分500円とかしても、効果が出るのは3ヶ月毎日飲んでから、とか。だったら効果出すには2ヶ月目以降高くなった商品を買わないといけない仕組みになっている。

うちの父親70代だけどスマホを使うようになって、ある程度の検索やLINEなんかも出来ちゃうもんだから、ネットニュースを何でもかんでも信じてる。

こないだはあるものを買ったらしく、私が出たときに代引きで3万と言われたけど、苗字しか書いてないし、そもそも知らなかったし詐欺やんと思って受け取り拒否した。 あとから聞いたら父親が新聞広告から1ヶ月前に注文していたらしい。

結局よくわからんもん買うなと言って終わったけど、ネットリテラシー分かってない世代にスマホは危険だわ。

編集後記

おき編集長
おき編集長

こういった類の話題みると結局自衛するしかないのかなぁと思う。

年取ればとるほど人の言う事聞かなくなるからネットリテラシーとはみたいな事教えても聞く耳もってくれないですしね。

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