マイクロソフト、10兆円でゲーム大手アクティビジョン買収完了

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米国のテクノロジー大手マイクロソフトが、ゲーム企業アクティビジョン・ブリザードを690億ドル(約10兆3000億円)での取得を完了したと発表した。この大型買収は、世界中の規制機関の検討を経て、約2年の時間を要して実現された。

この史上最大のゲーム業界の取引により、マイクロソフトは業界内での地位を大きく強化。中国のテンセント・ホールディングス、ソニーグループに続き、世界で3番目に大きなゲーム会社となった。

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アクティビジョン買収後の課題 マイクロソフトの新たな戦略は?

マイクロソフトがアクティビジョンを買収する計画は、さまざまな国や地域の監督機関からの懸念に直面し、当初の完了予定日から3ヶ月延期されました。13日に、英国の競争・市場庁(CMA)は、マイクロソフトが一部のゲーム権利をユービーアイソフト・エンターテインメントに売却するという修正提案を受け入れ、この買収を承認しました。CMAが懸念していたのは、クラウドを通じて提供されるストリーミングゲーム市場の競争を維持することでした。

マイクロソフトのゲーム部門のトップ、フィル・スペンサー氏は、買収が完了した後も難しいタスクに直面する可能性があります。「キャンディークラッシュ」などのヒットタイトルを取得することで、マイクロソフトは苦戦しているモバイルゲーム部門を強化することができます。しかし、モバイルゲーム市場が飽和して縮小している中で、買収の完了が遅れたため、マイクロソフトはさらに後れを取っているようです。

ゲーム産業の他の部門でも変化が見られます。現在、メタバースはゲーム産業が当初考えていたほどの大きなビジネスチャンスとはなっていません。マイクロソフトがアクティビジョンの買収計画を発表した当時、メタバース事業は買収のキー要素として認識されていました。

専門家の反応は?

マイクロソフト(MS)による、アクティビジョン・ブリザードの買収発表があったのは、2022年1月。記事にもある通り、買収にかかった期間の長さはある程度は仕方ないにしても、プラス要因とは言えません。ビジネス戦略でどこまで影響するのかは、気になるところです。

MSの年間売上高(2000億ドル超)や営業利益(900億ドル弱)を考えると、約690億ドルの巨額買収も、許容範囲でしょう。むしろ重要なのは、巨額投資に見合った成果を出せるかです。手に入れたいくつもの人気コンテンツを自社サービスで囲い込むのか。それとも異なる戦略を取るのか。今後のMSの動向はもちろん、他社の動向に注目が集まりそうです。

ネットの反応は?

マイクロソフト、日本ではなかなかうまく行かないですよね。 やたらと任天堂とSONYが強い。 Xboxの悲劇は忘れられない。

盛り上げて欲しいと思う一方、ゲームくらい国内企業も頑張ってくれという思いも。

英国の反対がどうなるのかな、と注視していました。 ゲームでは、MS は必ずしも支配的事業者とはいえないので、最終的には、EU, UK も認めたのだと思います。

確かに sony や任天堂の国際的な競争力は高いです。ぜひ、その競争力をこうした情勢変化を超えて維持し続けてくれることを希望しています。

WindowsPCや手元のスマホでゲームパスのストリーミングは体験できるんだし、そのラインナップの充実が期待できるのは朗報。色々言われるけど、ゲームパスはユーザーにはいいサービスだと思う。ソニーも似たようなこと始めたのがその証左。

とはいえ最近のMSは看板のHALOがコケたり、ファーストタイトルが必ずしもうまくいっていない不安要素はある。

CODをはじめ、ABには多くのプレイヤーが愛してきたタイトルがたくさんあるから、それらをファーストタイトルにおさめて満足せず、魅力ある新作を出していってほしい。

編集後記

おき編集長
おき編集長

アクティビジョンで有名なゲームってコールオブデューティーとかですかね。上海って麻雀牌を消していくボードゲームもだそうです。あとは見てもピンとこなかったなぁ。

コメント

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