イーロン・マスク率いるツイッターに対抗するメタ社の競合アプリ「Threads（スレッズ）」のリリース日が決まりました。このアプリは、ツイッターの混乱に対して一線を画し、まともな運営をアピールすると報じられています。
スレッズは、ヨーロッパのGoogle Playストアで初めて7月3日の朝に発見され、同日の夜にはApp Storeにも登場しました。現在は予約注文の段階であり、ローンチは7月6日に予定されています。
スレッズのリリース日が予定より早まった可能性が高い、メタが競争に本腰
新しい競合アプリ「Threads」に関する情報はアプリ概要欄で確認でき、
「Instagramのテキストベースの会話アプリ」と定義され「スレッズは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場です」
と書かれています。
以前、ニュースサイトThe Vergeは「Threads」のリリース日が7月中旬になると報じていましたが、メタが当初の予定を1週間早める可能性が高かそうです。ツイッターでは最近の閲覧数制限により、多くのユーザーが離れており、競合アプリのBlueskyもクラッシュしています。メタは他社との競争に積極的に参加しようとしているでしょう。
「Threads」はローンチ時に誰でも利用できるようになり、インスタグラムのユーザーは既存のスクリーンネームを新しいアプリでも使用できます。先月、メタは著名人にこのアプリを売り込み、「健全な運営」をアピールしているとThe Vergeは報じていました。
一方、ツイッターのイーロン・マスクは極右の人物と交流し、多くの広告主を困惑させています。彼は6月上旬に元NBCユニバーサルのリンダ・ヤッカリーノにCEOの職務を委託しましたが、彼女はツイッター上でほとんど姿を見せず、最近の閲覧数制限の問題についても沈黙しています。
さらに、Insiderのレポートによれば、ヤッカリーノとマスクはツイートの制限について社内のスタッフと話し合っていないようです。彼らは社内のSlackでスタッフからの質問に回答していないようです。
また、ツイッターは人気のある機能であるTweetdeckを来月からサブスクリプション制にすると発表しました。マスクは、新機能を追加して収益化する代わりに、これまで無料だった機能を有料化することを選んだようです。
専門家の反応は？
Twitterからの移行先として、Mastodonのような分散型SNSには受け入れ体制やサポート面での弱さが指摘されていましたが、Twitterより約10倍大きいサービスを運営しているMetaなら問題はないでしょう。
現在のインスタでも画像に説明を付けることは可能で、コメント欄もありますが、ThreadsはこれをTwitterのようにテキスト中心のやりとりにしたアプリという印象を受けます。
強みはインスタと同じアカウント名で友だちとつながれるという点ですが、匿名で使いたい人には抵抗がありそうです。Twitterでは警告を付ければ可能だったセンシティブな内容の投稿についても、扱いが異なるかもしれません。
ネットの反応は？
インスタは元々時系列じゃない上につい最近タグ検索まで最新投稿順が無くなり人気順でしか見れない仕様に変わった
この仕様になった時インスタはとにかく徹底的に時系列になるのを嫌ってるだなと思った
海外の人はどうか知らないけど日本人は時系列で見たい人が多いと思うし これから頑張ろうとしてる漫画家や絵描きがインスタのように検索結果が人気順でしか見れない仕様だとなかなか投稿を見てもらえずきついでは？
時系列を嫌う運営が新しく作るSNSにあまり期待できないな
編集後記
メタ社が運営となると匿名でやるのは難しくなりそうですね。
そうなると匿名というのにメリットを感じてTwitterやっていたユーザーにとっては移行はしづらそうですね。
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