Twitter月額約70万円の高額プラン「Pro」を発表→一部から批判殺到

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Twitterは、米国時間の26日にAPI(Application Programming Interface)の有料プランのラインナップに新たなプラン「Twitter Pro」を追加したと公式に発表しました。これは、Twitterが提供しているAPIに対するアクセス権を拡大するための新たな選択肢をユーザーに提供するもので、その費用は月額5,000米ドルと設定されています。

「Twitter Pro」プランは、すでに提供されている他の2つの有料プラン、「Basic」および「Enterprise」の間に位置する新しいオプションです。「Basic」プランは月額100米ドルで、Twitter APIへの基本的なアクセスを提供します。一方、「Enterprise」プランは大規模なビジネスユーザー向けに設計されており、その費用は各ユーザーの具体的な需要に応じて異なります。

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「Twitter Pro」が導入、スタートアップのビジネス拡大に注力 – 価格設定に批判も

Twitterは、APIの有料プランとして新たな「Twitter Pro」プランを導入することを発表しました。この新プランは、その設定により、ユーザーに対して、他のプランよりも多くのツイートを読み込む能力や、一定数のツイートのアクセス権、リアルタイムでのストリームフィルタリングと検索エンドポイントへのアクセスといった多様な機能を提供します。

特に注目すべきは、「月間100万ツイートの読み込み」「月間30万ツイート」の機能です。これにより、ユーザーはより多くの情報を速やかに手に入れることが可能になります。さらに、「リアルタイムにフィルタリングされたストレームエンドポイントと検索エンドポイントへのアクセス」機能により、特定の情報を素早く見つけ出すことができます。また、「3つのアプリID」機能を持つことで、様々なアプリケーションに対応可能になります。

Twitterは、この新たなプランを「ビジネスを拡大するスタートアップ向け」と位置付けています。その理由は、上述のような高度な機能が、ビジネスの成長や市場のトレンドを迅速にキャッチすることを可能にし、スタートアップが競争力を維持し拡大する上で非常に有用であると考えられるからです。

しかしながら、この新プランは月額5,000米ドル(日本円でおよそ70万円)という高額な価格設定がなされており、その点について一部のユーザーからは批判が出ています。特に、コスト面から見てスタートアップにとっては大きな負担となりうるという懸念が指摘されています。

ニュース用語説明

ストリームフィルタリング

Twitter APIには、リアルタイムでのツイートのストリーム(流れ)を提供する「Streaming API」があります。このストリームは、あらゆるツイートをリアルタイムで送信する大量のデータの流れです。ストリームフィルタリングは、この全ツイートのストリームから特定の条件に合致するツイートだけを抽出する機能です。例えば、特定のキーワードが含まれるツイートだけを取得する、特定のユーザーのツイートだけを取得するなどのフィルタリングが可能です。

検索エンドポイントへのアクセス

Twitter APIには「Search API」という機能があり、これは過去のツイートを検索する機能を提供しています。Search APIのエンドポイントはURLのようなもので、これを通じてツイートの検索リクエストを送信し、検索結果を受け取ります。一般にエンドポイントとは、通信の終点を示す用語で、Webサービス(この場合Twitter API)が提供する機能にアクセスするためのURLのようなものです。この機能を用いることで、特定のキーワードやユーザー、時間帯など、多様な条件でツイートを検索することができます。

「ストリームフィルタリング」「検索エンドポイントへのアクセス」は、大量のTwitterデータから必要な情報を素早く抽出するために非常に有用です。例えば、ビジネスの市場調査やブランドの評判管理、リアルタイムのトレンド分析などに利用されています。

専門家の反応は?

Twitterの開発者向けAPIは、無料または100ドル、その次は42000ドルからという極端な料金体系でしたが、その中間的なプランが登場したことになります。 ただ、運営側は「スタートアップ向け」と位置付けているものの、取得できるツイート数などに対して料金が割高すぎるとの声が多く、どのようなユースケースを想定しているのかよく分かりません。 それに加えて、新APIへの移行に伴う混乱から、多くのサービスが売却や終了、有料化などの決断を余儀なくされており、今になって新プランが登場するというタイミングの悪さも不評の声が高まる原因となっています。

ネットの反応は?

もうTwitterって一般の人が楽しむSNSツールではなくなってきてるよね。 ビジネスだからもちろん売上がなければやっていけないのはわかるけどどこに向かってるのかわからない。

Twitterすごく重宝してたのにどんどん使い勝手が悪くなってきて悲しい。

元々ツイッターはブランド広告が多かったのだが、マスクの言動のせいで、ブランドイメージが毀損することを懸念した多くの広告主(一流どころ)が離れてしまった。 今回のプランで増やそうとしているのは。ダイレクトレスポンス広告なので、広告主の顔ぶれが異なる。テレビでいうとテレフォンショッピングの広告主があふれるようなものだ。これでもペイできれば良いと考えているようだが、はたしてうまくいくだろうか?

編集後記

おき編集長
おき編集長

やはりというか、ネットの反応見ると皆さん否定的な意見が多いですね。

CEOが変わったので、何か変わるかなぁと思っていたのですが、、、

今後に期待ですね。

コメント

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