能登半島の避難所に衛星通信「スターリンク」無償350台、KDDIとスペースX

今回の地震の支援団体の中には、STARLINKを自前で装備して、被災地に入っている所もありそこでは通信は確保されていました。この無償提供で通信が改善することがありがたく関係者のご尽力に胸が熱くなります。STARLINKについては、東京都が首都直下型地震に備えるため２０２３年から導入し、９月に山間部で１１月に伊豆諸島でも実証実験しています。また移動しながらでも使えるSTARLINK　ROAMは、本体を購入しても使用しなければ月々の使用代がかからないので、アウトドア用や災害用として、個人でも活用されています。KDDIは現在、法人対象なので、個人ではコストコで購入されるケースがありましたが、１月７日現在、再入荷待ちでした。災害への備えは１つの方法だけでなく、多様性が必要なので、手段の一つとして団体や個人での備蓄が増える機材ではないかと思います。

今や通信が切断されると本当に社会が止まってしまう世の中で、災害時もその後の支援物資の状況把握や共有もなども含めて正しい情報を得るのはパニックにならないためにもとても大切かと思います。こういった支援は個人では到底できないので素晴らしいと思います。

携帯の会社の通信料金値下げはありがたいですが、国から値下げを強要され、こういう災害時にしっかり支援できる体力のある通信会社が減ってしまうのではないか心配してました。値下げ強要は仕方ないかもしれませんが、通信に限らずしっかり稼いで、設備投資をしていき災害時にも対応できる体力のある企業が増える事も災害の多い日本には必要です。インフラ各種がはやく復帰して、大変な状況におられる方々が少しでも安心できますように。

KDDIは明確なビジョンがあると思う。早々とPDCを見切ってCDMAに移行してCDMAのエリアを広げてCDMA普及時にはdocomoよりエリアが広くなったし、4Gの普及も早かった。協業に力を入れているので、今回も災害時に迅速に対応できたと思う。ビジョンがあるからこれまでのトラブル（パケ詰まり、通信障害、震災で設備被災）などがエビデンスとして整理され、生かされていると思う。

Starlinkは絶対に必要だと思っていた。

あとはHAPSが進めば災害時にも通信が確保できると思う。

生き埋めになっている人も、携帯電話は何とか使えるかも知れない。

命を守るライフラインとして各社対策を進めてほしい。

KDDIだけでなく、docomoやsoftbankも同様に支援してくれれば更に安定した通信環境になりそう。今や携帯電話はかかせない社会インフラなだけにみんなで協力してなんとかしていきたいですね。