11月12日、1ビットコインの価格が1300万円を超え、過去最高値を更新しました。午前4時には1328万円に達し、ドルベースでも8万6000ドルに達しており、共に記録を塗り替えています。
米国次期大統領としてドナルド・トランプ氏の就任が決定して以降、ビットコインは連日高値を更新しています。トランプ次期大統領は「米国をビットコインの超大国にする」と意欲を示しており、また、共和党の上院議員からも米国政府としてビットコインの準備金を設立する提案が出されています。こうした次期政権による暗号資産への積極的な姿勢が、ビットコイン市場に追い風を与えている状況です。
ビットコインの価値とは
ビットコインは、かつての仮想通貨ブームを経て、現在では機関投資家も保有するまでに成長しました。米証券取引委員会（SEC）が現物の上場投資信託（ETF）を承認したこともあり、単なる投機的な資産を超え、重要な金融アセットとしての地位を確立しつつあると捉える見方が広がっています。
一方、投資ブームで注目を集めている「オルカン」に代表される株式投資信託では、投資先の企業がその価値を支えていますが、ビットコインの価値の源泉はどこにあるのでしょうか。
メルカリの暗号資産子会社であるメルコインの代表取締役CEO、中村奎太氏は、過去のCNET Japanのインタビューで次のように語っています。
インターネット上の行動や価値のやりとりを代替する手段としてビットコインが提案されて、そのビットコインに価値がしっかり付き、その価値がこれだけ継続していること自体、『価値がないもの』とは言い切れない状態に事実上ある
ある種、金（ゴールド）もまったく同じ概念で、誰かが『金には価値がある』『美しい』と言い出さなければ、そこに価値は生まれなかったでしょう。それが通貨として広まっていったように、ビットコインに価値があると信じた人々がそのプロジェクトや概念に共感し、ここまで拡大してきた結果、今ではその価値を否定することはできない状態になっている
中村氏の指摘の通り、ビットコインの価値はしばしば金と比較されます。金は地上の採掘可能量に限界があり、超新星爆発のような宇宙的な現象がなければ新たに生成されることはありません。
同様に、ビットコインも総発行枚数が2100万枚に上限設定されており、これを超えて増発されて価値が希薄化することはありません。また、ブロックチェーン技術の先駆けとして唯一無二の希少価値を持つとする見解もあります。
ただし、ビットコインは過去10年にわたり激しい価格変動を経験してきました。さらに、中央銀行や政府といった中央集権的な機関に依存しない特性を持ちながらも、各国の規制や法律の変更により、取引や保有に影響を受ける可能性は依然として存在します。
専門家の反応は？
ビットコインの絶対的な価値については議論が分かれるところですが、相対的な価値としては時価総額が業界2位のイーサリアムの4倍以上になり、差を広げています。ETFの登場で大きな資金が入りやすくなった印象です。
大統領選でトランプ氏は暗号資産に積極的なイメージを作ることに成功し、開票中は優勢が伝わるたびにビットコインの価格が上昇しました。ただ、これから現実的な課題に向き合っていく中でどこまで公約を実現できるか注目されます。
暗号資産全体では、ここ数日で時価総額が2021年のピークを超えつつあり、盛り上がりは最高潮に達しています。ただ、短期間に3割上昇するものは短期間に3割下落しても不思議はありません。有事の際の避難先としても、値動きの荒さは気になるところです。
ネットの反応は？
まず、中央銀行の発行する貨幣には法定価値があり金利がつきます。金(ゴールド)は確かに装飾品等に利用されますが、希少金属でありその採掘には限界があります。加えて、金(ゴールド)は特異な化学的特性もあり工業用としての価値もあります。それに比べると暗号通貨の価値とはなんなのか、おじさんにはよくわかりません。
外国の事情はわからないが、日本ではビットコインの分離課税が実現しないので殆の投資家が本格的には投資できない状態がずっと続いている。 たしか国民民主の公約でビットコインの分離課税があったけど、これが実現したら日本人の投資も代わってくるし、ビットコインの値上がりは加速するかもしれない。これを見越して投資しておくのもいいかもしれない。
こういうニュースが出る時は、仕手が高値で売り抜ける為に素人からお金集めたい時。
ご注意を。
あと、暗号通貨のいい時をニュースにするのはいいが、悪い時もきちんとニュースにしよう。
所詮貨幣ではなく、この価値を担保してくれるバックがあるわけではない。
トランプさんの選挙資金回収の一手段のパフォーマンスに過ぎない。
ビットコインとは？ビットコイン取引の始め方をチャットGPTさんに聞いてみた
ビットコインってどういうものか改めて教えてください。あとビットコインの取引の始め方も教えてください。
ビットコインについて、そして取引を始める方法を簡単に説明します。
ビットコインとは？
ビットコインは、2009年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物またはグループによって提案された、世界初の分散型デジタル通貨です。ビットコインは、以下の特徴を持っています：
- 分散型：ビットコインは、中央銀行や政府といった管理者が存在せず、ブロックチェーンという分散型台帳技術を使用して、世界中のコンピュータ（ノード）によって取引を管理しています。
- 供給上限：ビットコインの総発行枚数は2100万枚に制限されています。これにより、インフレ（価値の希薄化）を防ぐ効果があるとされています。
- 価値の裏付け：ビットコインは物理的な資産ではないものの、インターネット上で価値の交換手段として機能しています。ビットコインの価値は供給量の制約やユーザーの需要に依存しています。
- ブロックチェーン技術：取引の透明性や信頼性を担保するために、ブロックチェーン技術が使われています。これにより、過去の全取引記録が公開され、改ざんが難しい仕組みとなっています。
ビットコイン取引の始め方
- ウォレットの作成：
- ビットコインの取引を始めるには、まずビットコインウォレットを用意します。ウォレットは銀行口座のようなもので、ビットコインを保管し、送受信するためのものです。デジタルウォレット（アプリやウェブサービス）やハードウェアウォレット（物理デバイス）など、さまざまな種類があります。
- 仮想通貨取引所に登録：
- 取引を行うには、仮想通貨取引所にアカウントを作成します。取引所には、国内外で信頼性のある大手取引所（例：Coinbase、Binance、bitFlyerなど）を選ぶと安心です。登録には、本人確認手続きが必要です。
- 資金の入金：
- 取引所でのアカウント登録後、ビットコインを購入するために、銀行振込やクレジットカード、デビットカードなどで資金を入金します。
- ビットコインの購入：
- 入金が完了したら、取引所のビットコイン購入ページに移動し、購入額を指定してビットコインを買うことができます。購入したビットコインは取引所のウォレットに保管されますが、安全性を考慮して、取引後は自分の専用ウォレットに移すことが推奨されます。
- ビットコインの管理と取引：
- ビットコインは長期保有（HODL）したり、他の通貨と交換したり、特定のタイミングで売却したりと、さまざまな方法で活用できます。
ビットコイン取引には市場のボラティリティ（価格変動）が伴うため、リスク管理をしっかりと行い、投資額も慎重に決めることが大切です。
編集後記
またすぐに下がるのかなぁ。
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