障害追跡サイト「ダウンディテクター」によると、ソーシャルメディア「X(旧Twitter)」で障害が発生し、米東部時間10日午後の時点で約1万2000人のユーザーが利用できない状況となっている。
Xの所有者である米実業家イーロン・マスク氏は、この障害についてサイバー攻撃が原因である可能性を示唆。「Xに対し大規模なサイバー攻撃が行われた。われわれは日常的に攻撃を受けているが、今回は多くのリソースが投入された。大規模な組織的グループや国家が関与している可能性がある」とXに投稿した。
インターネットインフラ業界に詳しい関係者が匿名を条件に明かしたところによると、X(旧Twitter)は複数回にわたる「DoS(Denial of Service)攻撃」を受けたという。
障害追跡サイト「ダウンディテクター」のデータによると、米東部時間午後1時46分の時点で、米国では1万1745人のユーザーがXにアクセスできない状況となっている。Xは断続的な障害に見舞われており、アクセス不能なユーザー数は一時4万人に達していた。
なお、ダウンディテクターの数値は、ユーザーからの報告に基づいている。
【続報】Xでシステム障害 親パレスチナ集団が関与か
システム障害情報サイト「ダウンディテクター」によると、X(旧Twitter)では10日、断続的なシステム障害が発生した。
ウェブサイトやアプリで投稿の閲覧が一時的にできなくなったとの報告が相次いでおり、親パレスチナ派のハッカー集団が犯行声明を発表。関与が疑われている。
ダウンディテクターのデータによると、米国や日本を含む世界各地で不具合が発生し、米国では一時的に約4万件の障害報告が寄せられた。
犯行声明を出したのは「ダーク・ストーム・チーム」と名乗るグループで、通信アプリ「テレグラム」に「イーロン、調子はどうだい? 訪問を喜んでくれるといいな」と投稿し、Xのオーナーである実業家イーロン・マスク氏を挑発した。今回の攻撃は、大量のデータを送り付ける「DDoS攻撃」だった可能性がある。
専門家の反応は?

先ほどFOX テレビのインタビューでマスク氏は、このサイバー攻撃がウクライナによるものだと示唆した(事実は確認中だが、ハッカー集団Dark Stormが犯行声明を出している)。マスク氏は先日も、スペースXが運営する衛星通信網スターリンクについて、「スターリンクはウクライナ軍の背骨だ。もし私が止めたら、ウクライナの戦線全体が崩壊するだろう」と、ウクライナへの利用遮断の可能性に言及したばかりだ(その後、各方面からの反発を受けて撤回した)。
トランプ大統領と歩調をあわせ、ウクライナに対してロシアとの早期和平に応じるように圧力をかけているということだろうが、現在進行形で侵略を受けている国を、大国アメリカがさらに追い詰める行為にしか見えないと、批判が高まっている。ガーディアン誌によれば、ヨーロッパ諸国では、過半数の人がトランプ大統領は「平和への甚大な脅威だ」と考えている。
ネットの反応は?

ウクライナもネットエンジニアを多く抱える国です。
やられっぱなしにはしないでしょうし
共感するネットワーカーも少なくないでしょう。
ユーザー数は圧倒的に世界が多い。
マスク氏もこのくらいは予測はできていたでしょう。
それでも手を打ってない。
振り回されるのは無料で使うXユーザーだから痛くも痒くもないのでしょう。

Xはこのままフェードアウトして無くなって頂いても結構よ・・・と個人的には思います。 無くなったら無くなったで、何らかの代替サービスで賄えるでしょう。Xは、闇バイトの募集窓口や、投資詐欺の温床として有名ですし、何も効果的な防止対策ができていません。
日本には不要だと思います。
編集後記

アメリカがウクライナ支援を止めてスターリンクが使えなくなったことによる抗議とかなのでしょうか?なんか世界がきな臭いですね。
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