GW明け退職代行業者の利用が急増

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ニュース

2024年の大型連休は最大で10日間となりました。7日から仕事が始まる人が多いこの時期に、利用が増えるサービスがあります。その現場を取材しました。

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2024年ゴールデンウィークの過ごし方は?

信楽にいったりとか。陶器市やってたので

台湾に旅行にいってました。観光と夜市とか、しかし、きょうから仕事だと思うと…。

現実だなって感じですね。会社の携帯はずっと電源切っていたが、それを入れないといけないと考えると嫌な気持ちになりました

しっかり5月病になっているなって。ちょっとだるいし、暖かいし寝たいなって

このような働くのが憂鬱という声が聞かれました。

連休明けに増えるのが退職代行への問い合わせ

電話を掛けるスタッフ
電話を掛けるスタッフ

お世話になります、退職代行『やめたらええねん』の西山と申します。実は御社でお勤めの〇〇様より退職の申し出がありまして

こちらは大阪・北区に拠点を置く退職代行を提供する企業です。依頼者に代わり、勤務先に「退職する」と伝えるサービスで、近年注目を集めています。

退職代行企業<br>内藤亮代表
退職代行企業
内藤亮代表

(退職代行依頼が)LINEで都度入ってくる形で、本日は20件以上依頼いただいている

一年で最も退職を決意する人が多いのは大型連休の前後です。今がまさにその時期にあたります。

退職代行企業<br>内藤亮代表
退職代行企業
内藤亮代表

大型連休になると、帰省して友人や家族と話をして、『いまの仕事、本当にいいんだろうか?』と思い返して、仕事を続けられないと思い詰めて、退職代行依頼をいただくことが多い

GW明けの7日は、朝から依頼者の退職の意向を企業に伝える作業で忙しくしていました。

電話を掛けるスタッフ
電話を掛けるスタッフ

ご本人様の希望で、即日での退職を希望されていまして…。お借りしている物として、エプロン、ポロシャツ1着ずつと入館カードについては後日郵送で返却すると伝言を預かっています

退職代行を利用するのはどういった方?

退職代行企業<br>内藤亮代表
退職代行企業
内藤亮代表

もともとアルバイトで就業していて、雇用期間は1週間しか経過していないが、就業環境が合わず退職したいと決意された

悩みに悩んだのか、中にはこんな人も。

退職代行企業<br>内藤亮代表
退職代行企業
内藤亮代表

こちら30代前半の方で、本日の午前2時46分に依頼がありました

代行の料金はアルバイトで9800円、正社員の場合は2万2000円です。現在どの業界でも人手不足であるため、退職を決断しやすい環境が整っているといいます。

退職代行企業<br>内藤亮代表
退職代行企業
内藤亮代表

2024年は急激にドンと上がっている。退職自体のハードルが下がってきているというのがあるので、コロナ禍が明けて、求人数も増えて、転職しやすい環境ができたのも大きい

専門家の反応は?

退職代行の「リスク」は二つ指摘できる。まず、退職代行会社は利用者が本当に退職するべきかの相談にのってはくれない。例えば、職場の問題を改善するための助言や、傷病手当を利用しての休職など、当事者にとってよい選択肢を提示することはない。また、退職代行は、有利な条件で退職をするのには向いていない。残った有給休暇を全部使うことを希望したのに、結果的に取得できなかったという事例もある。本来、退職時に有給休暇を全て使うことは法的に拒否できないはずだが、退職代行業者が退職先と交渉することは弁護士法違反になる可能性が高く、手を出さないのだ。そのため弁護士や労働組合には退職代行会社とのトラブル相談も寄せられている。 例えば、無料で労働相談を受け付けている労働組合「総合サポートユニオン」には、退職代行サービスで辞められなかった人や、退職すべきかどうか迷っている人の相談が頻繁に寄せられ、日々対処しているという。

ネットの反応は?

すごいよなぁ、求人には自分で申し込んで面接受けることができるのに、都合が悪くなれば人に頼んで退職できる時代なんだな。そしてそれで銭を稼げるんだから、これから先どんな新しい業界ができて、どんなふうに自分ケツさえ自分でふけない都合の良い大人が育っていくのか楽しみだ。

一部の人には必要なサービスかもしれませんが、単純に気まずいからとかいう軽い気持ちで利用する人も多いと思う。辞めると上司に伝えて、開き直って本音で話すことで、結果、辞めるとなっても得ることがあると思う。

辞めるという手続きに向き合うことも社会経験だと思う。その上で次に進める。そこから逃げて果たして次の職場で上手くやっていけるのだろうか?

上司も聞く耳がないような、本人も精神崩壊寸前の場合はこの限りではないですが。。命を守るため逃げることも必要な場合もありますが、軽い気持ちで逃げるためのツールとして使ってしまうのはね。。

利用する・しない、退職する・しない、全て個人の自由なので退職代行を使うも使わないもまた自由です。

ただし、退職代行は法律の専門家ではないので弁護士のようなサポートを求めると痛い目を見ます。「代行」と名乗ってはいますが、実質はただ「辞めます」と代わりに言うだけの存在なので、手続き関係の代行まではしてくれません。というか手続きの代行は社労士しかできませんので。あとは交渉ができるかどうかも怪しいです。会社側からの反発があった際にどこまで依頼人の利益に応えられるかですね。

ビジネスとして成り立っている以上退職代行を否定する気はありませんが、楽な一手を打ち続けるとどんどん苦しくなるだけだぞー。

編集後記

おき編集長
おき編集長

辞めるのに22,000円かぁ。1か月しか働いてないなら辞めまーすって言っちゃえば良いのにって思うのですが、、

コメント

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