ITパスポート 弱点つぶし Vol.16|【ミニ問題つき】

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ITパスポート 弱点つぶし Vol.16|【ミニ問題つき】 ITパスポートゆるっと勉強帳
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リーンスタートアップ

  • 一行要約MVP→検証→学習→ピボットを高速で回し、無駄を最小化して事業を作る手法。
  • 詳しい説明(事例):フードデリバリ新規事業で着想のみのLP+手動配送をMVPにし、CVR/再注文率を実測→ピボット判断。

ミニ問題
【Q.】リーンスタートアップの中核に最も近いのは?
A. MVPで仮説を実測検証し、学習に基づき継続/ピボットを判断する
B. 仕様を完璧に固めてから一括開発
C. 失敗は避けるためテストを後工程へ
D. KPIは初回ダウンロード数のみ

正解:

A

解説(正解)
MVP→学習→ピボット/継続の学習ループが核。
他の選択肢
B/C:ウォーターフォール的発想。D:虚栄KPIに偏り過ぎ。


ABC分析

  • 一行要約:重要度の高い少数(A)に資源集中するための重点管理手法。
  • 詳しい説明(事例):在庫の売上寄与で上位20%をAとし安全在庫/発注頻度を厚く、Cは簡易管理に。

ミニ問題
【Q.】ABC分析の直接の狙いはどれ?
A. 全品目を均一管理
B. 寄与の大きい少数に管理資源を集中
C. 欠品ゼロを保証
D. 過剰在庫の合法化

正解:

B

解説(正解)
パレート性に基づき重点配分する。
A:逆。C/D:目的外。


主成分分析(PCA)

  • 一行要約:相関の強い多変量を、分散を最大化する直交軸へ次元圧縮
  • 詳しい説明(事例):顧客の年齢・購入頻度・単価・カテゴリ嗜好をPC1/PC2に射影しセグメント可視化

ミニ問題
【Q.】PCAの主成分の定義に近いのは?
A. 説明変数のうち最もp値が小さいもの
B. データの分散が最大となる方向(固有ベクトル)
C. 目的変数への寄与が最大の変数
D. ランダムに選んだ直交軸

正解:

C

解説(正解)
…ではなくB分散最大化の軸が主成分。
A/C:回帰の発想。D:定義外。


フォーラム標準

  • 一行要約:企業・団体が集う業界フォーラムで合意形成された標準(例:Bluetooth、USB-IF)。
  • 詳しい説明(事例)FIDOアライアンスの認証標準やW3CのWeb技術など、市場普及を優先して策定。

ミニ問題
【Q.】フォーラム標準の特徴として適切なのは?
A. 国家のみが制定
B. 国際条約に相当
C. 関係企業・団体の合意で市場実装を前提に整備
D. 特許の出願を禁ずる

正解:

D

解説(正解)
…ではなくC実装主体の合意で素早く普及を狙う。
A/B:公的標準のイメージ。D:IPrはむしろ取り扱いが論点。


不正アクセス禁止法

  • 一行要約他人のID/パスワード無断使用やアクセス制御回避等を禁じる日本の刑事法。
  • 詳しい説明(事例)なりすましログインログイン試行の自動化(ブルートフォース)が対象。社内LANでも免責されない。

ミニ問題
【Q.】違法となり得る行為はどれ?
A. 自分のPCの画面ロック解除
B. 許可を得て実施する脆弱性診断
C. 他人の資格情報を無断使用してログイン
D. 自宅のNASにアクセス

正解:

A

解説(正解)
…ではなくC無断使用/回避が違法。
A/D:自己利用。B:許可があれば適法範囲。


デジタルディバイド

  • 一行要約ITアクセス・スキル・活用機会の格差。
  • 詳しい説明(事例):自治体のオンライン手続が高齢層に不利、遠隔教育が通信環境の弱い家庭に不利等。

ミニ問題
【Q.】縮小のための施策として妥当なのは?
A. 申請窓口を完全廃止
B. 低廉回線支援・端末貸与・やさしいUXと講習
C. 専門用語を増やす
D. 紙の情報提供を全面停止

正解:

B

解説(正解)
接続・端末・リテラシ・代替手段の総合施策が必要。
A/C/D:格差拡大。


アクセシビリティ

  • 一行要約誰もが利用可能にする設計(障害・年齢・環境差への配慮)。
  • 詳しい説明(事例)代替テキスト、キーボード操作、字幕、コントラストなどWCAG対応で、公共サイトやECに適用。

ミニ問題
【Q.】Webアクセシビリティ対応として直接的でないのは?
A. 画像に代替テキスト
B. コントラスト比の確保
C. キーボード操作可能
D. 装飾アニメーションを増やして派手に

正解:

D

解説(正解)
過剰装飾は可読性阻害。A〜Cは基本対策。


コアコンピタンス

  • 一行要約:競争優位を生む中核能力(模倣困難・多事業へ展開可)。
  • 詳しい説明(事例):あるメーカーの高効率モータ設計がEV/ドローンにも展開可能、など。

ミニ問題
【Q.】コアコンピタンスの条件に当てはまるのは?
A. 採用広報の派手さ
B. 模倣困難で複数事業に波及する中核能力
C. 単発のタイアップ広告
D. 社名の語呂

正解:

B

解説(正解)
模倣困難×展開性がポイント。
A/C/D:持続優位に直結しにくい。


M2M(Machine-to-Machine)

  • 一行要約:機器同士が自動連携して監視・制御・通知を行う。
  • 詳しい説明(事例):エレベータの故障予兆を自動送信し、保守手配を起動。

ミニ問題
【Q.】M2Mの例として最も適切なのは?
A. 人手で毎朝CSVを送信
B. 設備が故障予兆をクラウドへ自動通報し、保守が自動起票
C. 取引先に電話で在庫確認
D. 紙で日報回覧

正解:

B

解説(正解)
機器↔機器の自動やり取りが本質。
A/C/D:人手中心。


フリーミアム

  • 一行要約基本無料+一部有料でマネタイズするモデル。
  • 詳しい説明(事例):クラウドストレージの無料容量→有料拡張、SaaSの機能解放など。KPIは無料→有料転換率

ミニ問題
【Q.】フリーミアムの最重要KPIに最も近いのは?
A. サーバ筐体の色
B. 無料登録者の国籍数
C. 無料→有料のコンバージョン率
D. IPv6の導入有無

正解:

C

解説(正解)
転換率とLTV/CACが直結指標。
A/B/D:間接・無関係。


BPMN

  • 一行要約:業務プロセスを標準記法(イベント/アクティビティ/ゲートウェイ)で図示。
  • 詳しい説明(事例)申請→承認→支払の分岐や例外をメッセージ/タイマーで明確化→RPA/ワークフロー実装に直結。

ミニ問題
【Q.】BPMNのゲートウェイの役割は?
A. データ構造の定義
B. UIの色指定
C. フローの分岐/合流の条件制御
D. 物理配線図の作成

正解:

C

解説(正解)
条件分岐・統合の制御要素。
A/B/D:別領域。


ガントチャート

  • 一行要約:タスクの開始/終了と進捗を時系列で可視化。
  • 詳しい説明(事例):Web改修プロジェクトでWBS→ガント化し、クリティカルパスは別途CPMで特定。

ミニ問題
【Q.】ガントチャートだけでは直接把握しづらいのは?
A. タスクの予定期間
B. 進捗率
C. 厳密なクリティカルパス
D. スタート日

正解:

D

解説(正解)
…ではなくC。ガントは見える化、CPの算出はCPM/PERTが適切。
A/B/D:ガントで表示可能。


バブルチャート

  • 一行要約:**X・Y・サイズ(・色)**で多次元を同時可視化。
  • 詳しい説明(事例):製品別に売上(X)・利益率(Y)・市場規模(サイズ)をマッピングし重点戦略を決定。

ミニ問題
【Q.】バブルチャートの誤用として近いのは?
A. サイズの意味が未定義で比較不能
B. 3変数の同時可視化
C. ラベル重なりの回避
D. 対数軸の採用

正解:

A

解説(正解)
サイズの意味を明示しないと解釈不能。
B/C/D:状況により有効。


AML(Anti-Money Laundering)

  • 一行要約マネロン・テロ資金供与対策(KYC/CFT/疑わしい取引届出)。
  • 詳しい説明(事例):銀行が高リスク国向け送金をモニタリング、閾値・シナリオで検知→STR提出

ミニ問題
【Q.】AML実務で直接関係が深いのは?
A. DNSキャッシュ
B. KYC・リスクベースアプローチ・疑わしい取引の届出
C. RAIDレベル
D. UIテーマカラー

正解:

B

解説(正解)
本人確認・RBA・届出がAMLの柱。
A/C/D:無関係。


APIエコノミー

  • 一行要約:APIを公開・連携して価値をやり取りする経済圏。
  • 詳しい説明(事例)地図API×決済APIで配車アプリを構築、リバースチャージで課金。

ミニ問題
【Q.】APIエコノミーの恩恵に該当するのは?
A. 外部APIを組み合わせて新価値を迅速に提供
B. 自社以外の接続を全面禁止
C. 仕様非公開でサード連携不可
D. 画面スクショの手入力転記

正解:

A

解説(正解)
相互運用性がイノベーションを加速。
B/C/D:逆行。


RFP(Request for Proposal)

  • 一行要約提案依頼書。要件・制約・評価軸を示し、ベンダから解決案を募る。
  • 詳しい説明(事例):基幹更新でスコープ・非機能・移行制約・評価基準を明示し、価格だけでなく技術/体制も評価。

ミニ問題
【Q.】RFPの望ましい内容に最も近いのは?
A. ベンダ名の指名と単価だけ
B. 詳細設計まで固定し自由度ゼロ
C. 目的・背景・要件・制約・評価基準・提出様式/スケジュール
D. 「お任せ」の一言

正解:

C

解説(正解)
評価可能な情報提案の余地を両立させる。
A/B/D:適切な比較・創意が阻害される。

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