データベース設計の基本!テーブル・主キー・正規化をやさしく解説

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データベース設計の基本!テーブル・主キー・正規化をやさしく解説 ITパスポートゆるっと勉強帳

システム開発で欠かせないのが データベース設計
どんなデータを、どんな形で保存するかをきちんと決めておかないと、
「データが重複する」「検索が遅い」といった問題が起こります。

この記事では、データベースの構造要素と、効率的に設計するための 正規化やE-R図 を整理して解説します。

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データベースの構造

  • テーブル(表):データを格納する基本単位。Excelの表に似ている。
  • レコード(行):1件のデータ(例:1人の社員情報)。
  • フィールド(列):項目(例:社員ID、氏名、部署)。
  • 主キー:1つのレコードを一意に識別するためのキー(例:社員ID)。
  • 外部キー:他のテーブルの主キーを参照するキー(例:部署ID)。
  • インデックス:検索を高速化するための仕組み。

データの正規化

  • 目的:データの重複や矛盾を防ぎ、効率的に管理する。
  • :顧客と注文を1つのテーブルにまとめると、同じ顧客情報が何度も出てくる → 顧客テーブルと注文テーブルに分ける。

E-R図(Entity Relationship Diagram)

  • 定義:データベース設計で、エンティティ(実体)同士の関係を図示する方法。
  • 要素
    • エンティティ(四角形)
    • リレーションシップ(菱形)
    • 属性(楕円)
  • :「顧客」と「注文」の関係をE-R図で表現。

よくある質問(FAQ)

Q
主キーと外部キーの違いは?
A

主キーはそのテーブル内で一意に識別するため、外部キーは別テーブルとつなぐためのものです。

Q
正規化すると必ず速くなる?
A

データの一貫性は保てますが、分割しすぎると逆に結合処理が増えて遅くなる場合もあります。

Q
E-R図は必ず作る必要がある?
A

小規模システムでは省略されることもありますが、基本的には設計の整理に役立ちます。

練習問題

Q1. データベースの主キーの役割はどれ?
A. 他のテーブルを参照するためのキー
B. レコードを一意に識別するキー
C. データを検索する速度を上げる仕組み
D. 項目を追加するためのキー

正解:

B
→ 主キーはレコードを一意に識別します。


Q2. 顧客と注文を1つのテーブルにまとめた結果、同じ顧客情報が何度も出てくる問題を解決する方法は?
A. インデックス化
B. データの正規化
C. 主キーの設定
D. 外部キーの設定

正解:

B
→ 正規化によって顧客と注文を分け、重複を防ぎます。


Q3. E-R図でエンティティを表す図形はどれ?
A. 四角形
B. 菱形
C. 楕円
D. 三角形

正解:

A
→ エンティティは四角形で表します。

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