コロナ対策で二重マスクって意味あるの!?

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このコロナ渦であたり前につけている「マスク」
ちょっと前には、不織布マスクでないと飛沫をしっかりと防げないなど、マスクにかかわる情報というのはよく耳にするようになりました。
そんな中、二重マスクというのは効果があるのかどうか?
日本が誇るスーパーコンピューター「富岳」さんが答えを出してくれました。

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そもそもなんで二重に?

そもそもなんで二重にマスクするのって事なんですが、それはナイロンマスクだと飛沫を防ぎきれないというような報道が出てからのような気がします。

新型コロナの感染予防、どの素材のマスクが最適? 布マスクやバンダナの効果は

https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20200813-00193086/

どのマスクが良いのか、どれが良くないのかなどのニュースが出始め、マスクの素材で飛沫を防げるパーセンテージが変わるんだぁと、世に認識が広がり、不織布マスクが良いらしいとなりました。

たぶん、その過程で飛沫をどのくらい防げるかというところから、二重ならさらに防げるんじゃないか、とかに発展していったのかなぁと。

それと、不織布マスクだと、せっかくオシャレのために買ったナイロンマスクとか付けれなくなって、それは寂しいというところから、不織布マスクして、その上にお気に入りのマスクをするみたいな流れもありますかね。

スパコン「富岳」による二重マスクの効果の検証結果は・・・

ざっくり言ってしまうと、それほど大きな効果はないと。。。
えっ、そうなん??って感じはしちゃいますね(笑)

検証は3パターンで行われました。

  1. 不織布マスクをちゃんと着けなかった場合(顔にフィットさせない)
  2. 不織布マスクをちゃんと着けた場合(顔にフィットさせる)
  3. 不織布マスクの上にウレタンマスクをつけた場合

こんなパターンで検証しました。
結果は1が飛沫を捕集する割合が69%、2が85%、3が89%。
という感じです。
2と3の差が4%なんて、ほぼ気持ちですね。。。汗

個人的には、先日の日曜日に屋外でスポーツ観戦をしていたときに二重マスクで臨んだのですが、だいぶ花粉は防げたのではないかと感じました。
ということは、飛沫もだいぶ防げるんじゃないかなぁ、なんて思っていたので、今回のこの結果には少々驚きましたね。

今回の富岳の検証ですが、二重マスクの事以外にも、検証を行っているのですが、自分的には、そちらのほうが驚きというか、気を付けないとなぁと感じました。

歩行の際に注意!

現在、よく言われるソーシャルディスタンス(社会的距離)は2メートル以上とされていますが、話しながら歩行している際に、後方にひきずるように飛沫が飛ぶことも判明しました。
それは、ジョギングなどで速度が速くなるほど、飛沫の範囲は大きくなるそうです。

今回、検証を発表した理研計算科学研究センターのチームリーダー、坪倉誠・神戸大教授によると

「マスクを二重にしても性能が2倍に向上するわけではない。不織布マスク1枚で、できるだけ隙間なく装着することが大事」

との事でした。

街中を歩くときは、前方で歩いている人にも注意して歩かないといけないですね。

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