演出家の宮本亞門さんが4日、自身のSNSで
急に手術をすることになりました
と明かしました。
その理由は「白内障」です。
白内障と聞くと、高齢者に多い病気というイメージがありますが、実は若い世代にも増えているといわれています。
その一因とされているのが、私たちの生活に欠かせないスマートフォンの使用です。
一般的に白内障は60歳以上の人がかかりやすい目の疾患とされています。
日本では年間150万件以上の手術が行われており、保険適用の手術の中で最も多いといわれています。
自分で自覚症状はありません。ただ病院の医者がそういうふうに（白内障と）言われて。特に左目がそういう気がありますと言われています。実は家内は（白内障）やってるんだよ、両目。見えづらくなって眼科に行ったら白内障だって言われた。
20年前に（白内障の）手術しました。かすんでいる、物がうっすらベール被っているように見える。周りの人の様子を聞いていると、その年齢になると『なるわよ』と言われて、『じゃあ私もそれ（白内障）ね』と気が付きました。
白内障の症状とは、加齢に伴い目の中の透明な水晶体が濁り、光を正しく通さなくなる状態を指します。
視界が白っぽくぼやけたり、通常よりも光がまぶしく感じられるといった症状が現れることがあります。
さらに、近年ではスマートフォンやパソコンの画面を長時間見る機会が増えたことで、若い世代にも白内障の患者が増えているといわれています。
ネット上では“スマホ白内障”とも呼ばれ、近年注目されるようになっています。
では、スマホやパソコンの使用が白内障の発症につながるのか――日本橋白内障クリニックの赤星隆幸院長に話を伺いました。
赤星隆幸院長
因果関係はなんともいえないが、最近パソコン・スマホを使われる方の白内障が増えていることはたしか。両方の目ではなく、片方の目におこるのが特徴。スマホをよく使う人で片眼性の白内障が増えているのは、まぎれもない事実。
さらに赤星先生は若い人の白内障には特徴があるといいます。
赤星隆幸院長
若い人の白内障は急激に進行します。見えづらくなって受診されて「手術を考えましょう」と言っている1〜2週間のうちにレンズが真っ白になってしまい、緊急手術を受けなくてはいけない患者も時々いる。
若い世代も注意が必要な白内障。
街で話を聞くと、
パソコン見てる時間が長いし、家でもずっとスマホ見てる。目は酷使してるかなと思う。怖いですね、日頃、車の運転もするので、事故になると怖いなと思います
といった声が聞かれました。
スマホの使用以外にも、アトピー性皮膚炎や花粉症、アレルギー性結膜炎などで目をこすることが、白内障の原因の一つとして考えられています。
さらに、白内障を放置すると他の病気を引き起こす可能性もあるといわれています。
赤星隆幸院長
急性緑内障発作をおこして、眼圧により失明することがある。アトピーの方は網膜剥離など別の病気を持っていて、それが原因で見えなくなることもあり得る。
白内障の手術は片目あたり約10分で完了し、保険適用時の費用は5万円ほどです。
赤星院長によると、予防のためには目がかゆくてもこすらないことが重要だといいます。
目の違和感が気になる場合は、早めに眼科を受診することをおすすめします。
専門家の反応は？
一般的にスマートフォンやパソコンを使う人が白内障が多い という明確な統計はありません。
一方で近視の人の方が白内障になるという統計があります。
なので近くでモノを見すぎるという事は良い事ではないです。
白内障のリスク因子としては
紫外線・加齢が主で
その他に糖尿病・放射線・アトピー・ステロイドの使用 などの因子があげられます。
糖尿病がある・ステロイドを内服している・アトピーがある という人の場合は定期的な診察がおすすめされます。
ネットの反応は？
最近の若者の間でも白内障が増えているという話、ちょっと驚きですよね。スマホやパソコンで目を酷使しがちだけど、それが原因でこんなことになるなんて… 気づいた時には急激に進行することもあるとか、怖すぎます！ 目をこすらない、休憩を入れるなど、普段から気をつけることが大切ってことですね。私も気をつけないと。
あと、白内障って高齢者だけじゃないってことをもっと多くの人に知ってもらいたい！手術も簡単そうなので、早期発見が大事ですね
編集後記
なんかこの記事についている信頼性の低い記事や質が低い記事といったコメントの方が気になるw
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