記名式Suica・PASMOも販売中止へ

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R東日本などは31日に発表によると、世界的な半導体不足が影響して、Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)の記名式ICカードの販売を8月2日から一時的に停止するとのことだ。カード内部に埋め込むICチップの供給が困難になっており、すでに6月から無記名式カードの販売は中断していた。

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世界的半導体不足:JR東日本がSuicaとPASMOの販売一時停止を発表

JR東日本などは、スイカの定期券の新規発売や紛失したカードの再発行などのサービスは引き続き提供すると明らかにした。また、今年の5月27日からSuicaの対象地域になった青森、盛岡、秋田の各地域での販売も続行するとのことだ。しかし、訪日外国人観光客向けのカードは発売を制限し、1人1枚となる。

JR東日本などは、

カード製造メーカーと今後の製造計画の協議を継続しているが、現時点では不透明な状況

と語っている。

ニュース用語説明

記名式カードと無記名式カードの違い

  1. 記名式カード: 記名式カードは所有者の名前が記載されたカードで、定期券としての機能も持っています。記名式カードは、紛失や盗難の際に再発行を申請することができ、その際に残高も引き継ぐことが可能です。
  2. 無記名式カード: 無記名式カードは名前が記載されていないカードで、主にプリペイド(前払い)として使われ、基本的に定期券としての機能はありません。このカードは誰でも購入でき、使い終わったら返却することも可能です。しかし、無記名式カードは紛失や盗難にあった場合、名前が記載されていないため再発行はできず、残高も戻ってこないというリスクがあります。

専門家の反応は?

国内で発売されているほとんどの携帯電話は、「モバイルSuica」というSuicaのカードと同等以上の機能が利用できる(スマートフォン普及以前から提供されていた)。定期券も利用できる。「モバイルSuica」では携帯電話画面上で残高の確認もできれば、クレジットカードから残額の追加もできる。カード挿入型券売機での残額追加はできないが一部タッチ式の券売機ではできる。利便性のことや環境負荷軽減、そして日本経済への貢献が大きい訪日観光客のためにも携帯電話を持つ日本人は「モバイルSuica」への移行をするのが望ましい。

海外製スマートフォンは最近のiPhoneであれば「モバイルSuica」が利用できるが、一部のAndroidスマートフォンはSuicaに必要な 「NFC Type-F」という技術が搭載されていないためカードに頼る必要があるのだ。

ネットの反応は?

無記名→記名式が発売中止となればそのうちSuica・PASMO定期券も発売中止になるかもしれないね。

ICOCAやTOICAと言った他の交通系ICカードは無記名含めで引き続き発売されているけど、これらも発売中止となる日はやってくるのか気になります。

半導体が入手しづらくなったのはそのとおりでしょうが、結局のところ、JR東日本としてはモバイルに一本化したいのではないでしょうか。特急のチケットレスはおろか、MaaSを押し進めていることからも想像ができます。 そして関東圏の私鉄が参画するPASMOは、少し前までシステムを使わせてもらっていたSuica側に逆らうことはもちろんできないので、足並みを揃えるしかありません。

モバイル一本化に向けて動くのはこれからの時代の流れを考えると期待できるのかもしれませんが、システム障害が多かったり、お年寄りや子ども等のデジタル弱者は使いにくくなってしまう点も無視はできません。

編集後記

おき編集長
おき編集長

半導体不足もあるのですが、モバイルに一本化したいというのが見え隠れしますね。

自分はシステム障害とかキャリア側の不具合とかで使えなくなるのが怖いのでいまだにカードを使ってますね。そしてこれからも基本的にはカードでいきたいと思ってますね。今のところは。

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