8月1日から、PayPayカードが発行するクレジットカード以外での支払いができなくなるサービス改訂を発表しました。この改訂はPayPayが他社クレジットカードの“締め出し”を始めたとユーザーには捉えられています。同社によると「社内で協議して総合的に判断した結果」としています。
「PayPay改悪」の声も…PayPayの新施策が波紋
PayPayが、2.5%のチャージ手数料を含め、還元率やまとめて支払いに関する改定を発表したことで、TwitterではPayPayに関するワードがトレンド入りしました。直接的なワードには「PayPay改悪」などがあったが、楽天カード以外のクレジットカードでも支払える「楽天ペイ」など、他社のコード決済サービスもトレンド入りしている場面が見られました。
PayPayが投資回収フェーズに入ったためという分析が多く、4月24日に発表された2022年度の連結決済取扱高が7.9兆円に達したことからも、PayPayは国内のコード決済市場で圧倒的なシェアを誇る存在となりました。そのため、中小・個人店舗などでもPayPayが必須のキャッシュレス決済手段となっており、ユーザー基盤は盤石となっています。
PayPayは、収益性を犠牲にしていた部分に手を入れることで、今後も堅調な経営を維持していく方針と予想され、この動きには、ユーザーからは賛否両論があります。
PayPay側の反応は?
今回、自社のクレジットカードに限定する理由をPayPayに確認したところ
社内で協議して総合的に判断した結果
に回答をとどめています。
以下、PayPay側のコメント
他社のクレジットカードと紐付けて支払う場合、キャンペーンポイントの対象外になったり、銀行口座からのチャージや『PayPayあと払い』と比べて決済できる金額が低かったりする
もし、クレジットカードを作ることに抵抗があるのであれば、セブン銀行やローソン銀行のATMから現金でチャージしてPayPayをご利用いただく分には(PayPayカードの条件と)何も変わりないし、銀行口座と連携している方でしたら、口座からチャージしてPayPayを使うのも全く変わりはない。
それであれば、地方自治体と連携したキャンペーンなどもPayPayポイントの付与の対象にもなるので、よりお得に使っていただけるのではないか
としています。また、
実際の使われ方など、(他社のクレジットカードで支払いっている)利用者数も含め検討遡上にはあった。
(PayPayあと払いや口座連携などは)ユーザーの皆様にとっても便利な方向であり、われわれもビジネスとしてPayPayカードへの連携を進めている最中ですので、ぜひそちらをご検討頂きたい
とのことでした。
なお、今回の変更に他のクレジットカード会社に支払う手数料が関係しているか聞いたものの、PayPay側は明言を避けました。
ネットの反応は?
利用者はかなり減るでしょうけど、分母が多ければ残る人も多くなるであろうと思われるので売り上げは減っても利益は確保できる段階になったんでしょうね。
自分はほぼ使わなくなると思いますが。
サービス内容を都合ですぐ変える会社なので、やっぱりかと思いました。
やり方が汚いのは知られてますが 改悪ばかりで利用する価値もう少ないですね。
今までできていた事もできなくなるのはやっぱり困りますし、自社のクレジットに誘導する為に振り回してるようで、信用なくしますよ。
編集後記
このサービス改訂は痛いですね~
キャッシュレス決済の中で一番利用していたのがPayPayだったので。。
PayPay後払いってどういったものか、ちゃんと調べなきゃなぁ~
そうだね~、自分もPayPayの利用頻度高かったから考えないとね~
ちょっと気になったのが、このPayPay関連の記事に専門家さんのコメントが1件も入っていないんだよね~。
もう一つPayPay関連の記事があるんだけど、そちらにもコメントが入ってない。。
何か勘ぐってしまいますね。
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