任天堂は23日、公式Xを通じて「Nintendo Switch 2」（6月5日発売）の抽選販売に関する情報を発表した。日本国内だけで約220万人の応募があったという。
新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」（価格：4万9980円）は、先日「マイニンテンドーストア」にて第1回目の抽選販売を実施（現在は受付終了）。抽選結果は、あす24日に発表される予定だ。
Xの投稿では、任天堂の古川俊太郎社長が「古川です。みなさまのお手元に『Nintendo Switch 2』をお届けすべく、事前に多くの部材を調達し、生産を進めてきました。（中略）日本だけで約220万人という非常に多くの方に応募いただきました」と説明した。
さらに「ただ、これは私たちの事前の想定を大幅に上回っており、マイニンテンドーストアから6月5日にお届けできる『Nintendo Switch 2』本体の数量を大きく超えてしまっております。（中略）相当数のお客様が当選しないことが想定されます」とし、応募者数が供給量を大きく上回っていることに言及した。
なお、「マイニンテンドーストアでは、第1回の抽選販売で当選されなかった方の再応募のお手間を避けるため、第1回の抽選販売で当選されなかった方を第2回の抽選販売に自動的に繰り越して抽選させていただきます。（中略）深くお詫びいたします」と謝罪した。
加えて、「現在、この需要を受けて、さらに生産体制を強化するなどの取り組みを行っております。（中略）全国のゲーム取扱店やオンラインショップで、順次『Nintendo Switch 2』本体の予約または抽選販売の受付が始まります。（中略）努力を続けて参ります」と、今後の供給拡大にも言及している。
最後に「なお、『Nintendo Switch 2』は今後も相当数を生産・出荷していく計画を立てています。（中略）何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と理解を求めた。
「Nintendo Switch 2」は、2017年発売の「Nintendo Switch」の後継機で、サイズがひとまわり大きくなり、「Nintendo Switch 2」専用ソフトに加えて、従来のSwitch用ソフトにも対応している。画面のピクセル数は従来機の2倍に向上。
また、「ゲームチャット」機能が新たに搭載されており、「Nintendo Switch 2 カメラ」も本体と同日に登場。本体に接続することで、ビデオチャットを気軽に楽しめ、友人や家族との会話や協力プレイがさらに盛り上がる仕様となっている。
専門家の反応は？
今回の任天堂のアナウンスには二つの視点があります。
一つは、5万円の高額なゲーム機（一般人の価値基準）に220万の人が購入の意思を示したこと。これは任天堂にとって心強いでしょう。
もう一つは、今回の公式発表である程度防げるにしろ、出てくる不満です。「スイッチの人気を考えると、初期の出荷台数はもっと用意するべきだった。見通しが甘い」という厳しい意見ですね。さすがにこれはあまりにも企業には厳しすぎる話で、「ハイリスクを負って在庫を過剰に抱えろ」と同義の意味です。消費者はそういうものではありますが……。
これを受けて、高額な転売が横行して、混乱しないと良いのですが。
後は海外の人気はどうなのか、各国への出荷割り当ても気になるところではあります。購入希望者もぐっとこらえて、なるべく希望小売価格で買うよう粘り強く行動するしかありません。難しい時代になったものです。
ネットの反応は？
日本での期待が予想以上だったのでしょうね
任天堂の公式サイトでSwitch2ダイレクトの再生数を見ていても、
日本のサイトがアメリカの倍回ってる
価格もかなりお得感が有ったし
予想以上に広い層に欲しいと思ってもらえたのは良いこと
220万応募は凄いですね。自分はSwitchはやっていますがオンラインゲームはやらないので今回の応募対象者ではなかったのですが、転売ヤーに回さないためにもぜひ今回の応募対象者の人が一通りSwitch2を手に入れてから一般応募を開始して欲しいです。
編集後記
んまぁ、もともと抽選って言っていたから当たればラッキーくらいの感覚でいたからそこまでの落胆はないかな。
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