ソフトバンクグループ(SBG)は3日、米オープンAIと共同で合弁会社を設立することで合意したと発表した。両社は戦略的パートナーシップを締結し、日本国内の企業向けにAI(人工知能)サービス「クリスタル・インテリジェンス」を提供する。
新会社の名称は「SBオープンAIジャパン」。SBGとソフトバンクが出資する中間持株会社と、オープンAIが折半で出資する形となる。企業ごとの内部データを活用した専用のAIモデルを構築し、顧客対応や営業活動において人の業務を代行する「AIエージェント」を提供する。
オープンAIがサービスの開発を担当し、合弁会社が企業向けの営業や導入支援、カスタマイズを担う。
専門家の反応は?
企業内に専用のAIモデルを作って業務効率化を図るというのは各社が取り組んでいる分野ですが、まずは自社グループで年間4500億円を支払って導入するとのことから、相当大きな効果を見込んでいることがうかがえます。
こうしたシステムの外販といえば、自社で作れない中小企業向けが多いのですが、大企業を対象としています。自社でAIを導入できる力のある大企業がソフトバンクと組むメリットはあるのか注目されます。
またAIの導入で仕事の進め方が大きく変わるとなると、そうした変化を嫌う勢力からの抵抗も予想されます。そこをどう乗り越えていくかも興味深いところです。
ネットの反応は?
孫さんは、もはや外交レベルで日本に影響を与えてるよね。オープンAIと組んで国内企業向けのAIサービスを展開するなんて、経済と技術の面でかなり大きな動きだし、これが軌道に乗れば国際的な立場もさらに強まる。
一方で石破首相は、トランプ大統領との会談を控えているけど、日本の利益をどこまで守れるのかは未知数。孫さんみたいに、実利をしっかり取る交渉力があれば、日本の国益ももっと強化されるんじゃないかと思う。今の政治より、経済界の方がよっぽど外交力を持っているように見えるね。
日本企業の経営陣はよく考えて決定するが遅すぎる傾向がある。孫さんは決断が早く失敗はすぐ修正する。ワンマン経営だからとの見方もあろうが新しいものにアンテナを張って果敢に投資しているのを見習って欲しい。AIは便利でchatGPTとdeep seekを使っているがその限界を知って使えば非常におもしろく将来が楽しみだ。SBG応援します。
日本では、ChatGPTやGeminiといった海外発のAIサービスが先行する中、記事を読んで、ソフトバンクグループが提供する、日本市場に特化したAIサービスに期待してみたいと思いました。
特に、企業ごとに内部データを取り込み、顧客応対や営業活動を代行する「AIエージェント」を提供してくれるという点に、期待を寄せています。
まずは、SBG傘下の企業での導入が先行するようですが、いずれは様々な業界の企業で活用されるようになれればと思います。日本のAI技術の発展に期待しつつ、今後の展開に注目していきたいです。
編集後記
孫さんすごいなぁ。日本発のAIサービスできたら利用してみたいな。
コメント