博覧会協会はSNS上で公式アカウントを装い給付金の支給をうたう偽アカウントが確認されていると警告しています。
同協会によると、22日にはSNSプラットフォームX(旧ツイッター)で偽の博覧会協会アカウントが1137個発見されたとのことです。
ウソの給付金の案内 偽アカウントはブロックを
偽のアカウントからは、「大阪関西万博支援金のお知らせ最大10万円を最短当日給付」などとウソの給付金を案内するおよそ9000件の投稿が確認されていて、博覧会協会はXに対して削除申請を行いました。
24日時点で被害は確認されていないということです。
博覧会協会は、今後も新たなアカウントが発生する可能性があるとして、偽のアカウントを発見した場合、記載されているリンクなどにアクセスせず、ブロックするよう呼び掛けています。
実際にXで「関西万博」と検索すると
検索結果にはすぐにこれだけの偽アカウントが出てきました。
アクセスすると
開けないようになっていました。
関西万博の公式アカウントは2つ
博覧会協会の公式アカウントは下記の2つのみとなっています。
■日本語アカウント
■英語アカウント
専門家の反応は?
時事問題に便乗するのが、詐欺グループの手口ですが、まさに万博というイベントに乗じてきているものの一つが「協会の偽アカウント」とみてよいと思います。 記事では「公式アカウントになりすまして給付金の支給を案内する」ということで、その後の展開は幾つか考えられます、
まず一番気をつけたいのは「給付金をあげる」といって手数料名目でお金をだまし取る手口です。
この他には、これまでの取材のなかでも、アルバイトだと思って応募して、受け子や出し子、さらにはキャッシュカードを騙し取るといったものに誘導されていますので、その懸念があります。これらは犯罪行為に加担する闇バイトになりますので、絶対に応じないようにして下さい。
今、闇バイトだとわかって応募する人が少なくなっており、通常のアルバイトのようにして募集して、相手の個人情報をとり、犯罪行為につながる仕事をさせられることがありますので、十分な警戒が必要です。
ネットの反応は?
注意を呼び掛けるだけでなく、このような犯罪の温床にもなりかねないアカウントをなぜ取り締まらないのか、何に忖度しているのかと思う。 被害が出てからでは遅いんだし、検挙に勝る防犯なしで、どんどんと犯人を捕まえて厳しく罰して、犯行を未然に防いでほしいと思います。
これから広域発信型のコミュニケーションツールは真贋確認がより大変になるだろう。カネの匂いにつられて有象無象が生えてくる。手を変え品を変えが人力だった時代はいいが、生成AIで数万パターン以上作られてばら撒かれたら利用者側の自己防衛は困難になる。
編集後記
もう給付金・還付金って聞いたらとりあえず詐欺かもと疑ってかかった方が良いんじゃないかとおもうくらいこれ系の詐欺って多いですよね。
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