東京都は独自のマッチングアプリの開発を進めており、今夏にも実用化を目指しています。少子化対策の一環として「婚活」を促進する自治体は多いですが、都がアプリを開発するのは珍しい取り組みです。信頼性を高めるために、東京都は独身であることや収入の証明を義務づける予定です。
利用には独身証明書・所得証明書が必要
東京都は、独自のマッチングアプリを今夏に実用化する予定で、その登録には顔写真付きの本人確認書類のほか、独身証明書や戸籍謄本(抄本)の提出が必要となります。また、事前面談も実施されます。身長、最終学歴、仕事内容、所得など15項目の個人情報を事前に入力し、相手が閲覧できるようにする予定です。有料化も検討中です。
登録の厳格化の理由について、東京都は犯罪や虚偽記載などの「トラブル防止」を挙げています。マッチングアプリは出会いの場としての重要性が増しており、東京都は
関心があるのに結婚できていない人が多いなら支援したい。従来のアプリに不安があった人に、行政への安心感で、婚活の一歩目を踏み出してほしい
と述べています。
さらに、源泉徴収票などの所得証明書の提出も義務付けられます。アプリ業界の専門家によれば、低所得者や無収入の場合、アプリでのカップル成立の可能性は一般的に低いとされています。これに対して、「低所得者の収入を上げる施策が必要ではないか」との意見もあります。
東京都は、アプリ開発を含む結婚促進事業に対して、2023年度には約2億円、2024年度には約3億円の予算を計上しています。
マッチングアプリの危険性と安全に利用するための方法をチャットGPTさんに聞いてみた
都がマッチングアプリの開発を進めているという記事でしたが、マッチングアプリの危険性や安全に利用するための方法を教えてください。
マッチングアプリには多くの利点がある一方で、いくつかの危険性も伴います。以下は、マッチングアプリの利用における主な危険性とそれを安全に利用するための方法です。
マッチングアプリの危険性
- 個人情報の漏洩:
- アプリに入力した個人情報が第三者に漏洩するリスクがあります。
- 詐欺やなりすまし:
- 偽のプロフィールを使って詐欺行為を働く人がいる可能性があります。
- ハラスメントやストーキング:
- マッチング後に相手からのしつこい連絡や嫌がらせを受けるリスクがあります。
- 安全性の低い出会い:
- 実際に会う際に危険な状況に巻き込まれる可能性があります。
安全に利用するための方法
- 個人情報の管理:
- 住所や職場、電話番号などの詳細な個人情報を簡単に共有しないようにしましょう。
- アプリのプライバシー設定を確認し、自分の情報がどの程度公開されるかを管理しましょう。
- 相手のプロフィールを確認:
- 相手のプロフィールや写真が信頼できるかをよく確認しましょう。
- 違和感を感じた場合は、アプリの運営に報告することを検討しましょう。
- 初対面の際の注意:
- 初めて会うときは公共の場所を選びましょう。人気のあるカフェやレストランなどが良いでしょう。
- 友人や家族に誰とどこで会うかを伝えておくことも重要です。
- 連絡先の共有に注意:
- すぐに電話番号やSNSのアカウントを共有しないようにしましょう。
- アプリ内のメッセージ機能を使ってコミュニケーションを取るようにしましょう。
- 直感を信じる:
- 何か不審な点や違和感を感じたら、その直感を信じて行動しましょう。
- 不安を感じた場合は、すぐにその相手との接触を止め、アプリの運営に報告することを検討しましょう。
- アプリの安全機能を利用:
- マッチングアプリには通常、安全機能や報告機能が備わっています。これらを積極的に利用しましょう。
- 事前面談や本人確認が行われているアプリを選ぶと安心です。
マッチングアプリを安全に利用するためには、自身の安全意識を高め、適切な予防策を講じることが大切です。
手軽に出会える半面、だからこそ相手の素性には慎重になった方がよさそうですね。
そうですね、マッチングアプリは手軽に新しい出会いを提供する一方で、相手の素性には慎重になることが非常に重要です。以下のポイントに注意しながら、安全で楽しい出会いを楽しむことができます。
相手の素性に慎重になるポイント
- プロフィールの詳細を確認:
- 相手のプロフィール写真や情報が一貫しているかを確認しましょう。
- プロフィールの内容が具体的であるほど信頼性が高い可能性があります。
- コミュニケーションを重ねる:
- すぐに会う約束をするのではなく、アプリ内で十分にコミュニケーションを取るようにしましょう。
- メッセージのやり取りで相手の人柄や価値観を見極めることが重要です。
- 不自然な行動に注意:
- すぐに個人情報を求めてくる、急にお金の話を持ち出す、過剰に褒めるなど、不自然な行動には警戒しましょう。
- 公共の場所での初対面:
- 初めて会うときは、必ず公共の場所を選びましょう。
- また、友人や家族に会う予定を伝えておくと安心です。
- 相手の反応をチェック:
- 質問に対して誠実に答えるか、矛盾したり曖昧な返答をすることがないかを注意深く観察しましょう。
- 直感を信じる:
- 何か違和感を感じた場合は、その感覚を信じて、慎重に対応しましょう。
安全な出会いのための追加対策
- アプリのレビューを確認: アプリを利用する前に、他の利用者のレビューや評価をチェックしましょう。
- 身元確認がしっかりしているアプリを選ぶ: 本人確認が厳格なアプリを選ぶと、信頼性が高まります。
- 友人や家族に相談する: 新しい出会いについて、信頼できる人に相談し、意見を聞くのも良い方法です。
これらの対策を講じることで、マッチングアプリをより安全に利用することができます。出会いを楽しみながらも、常に安全第一を心がけてください。
専門家の反応は?
結婚を希望しているのに結婚することができない独身者は、年収や雇用環境がネックとなっているケースが圧倒的に多い。
自治体が源泉徴収票など所得証明書の提出を義務づけてマッチングアプリを運営しても、雇用が不安定で低収入の独身者が結婚までいく成功率はゼロに近いだろう。
費用をかけてアプリを開発・運営しても少子化対策にはならず、結局は税金の無駄遣いに終わってしまうのではないか。
日本の少子化の最大の要因は、雇用・収入環境に対する将来不安であるのだから、行政の対応としては、こうした不安を取り除くことが一番の少子化対策になるだろう。
世界の出生率を研究してきましたが、出生率と婚姻率を上げる一番大きな要因は、高い給料と短い残業時間です。マッチングサイトもある程度効くと思いますが、政府や自治体はそれよりも、給料が高い仕事を作るための政策を進める方が効果があると思います。
ネットの反応は?
少子化って工業化した社会ではしょうがないんじゃないかなぁ。
世界中の先進国は少子化に向かっている訳で、若い人達が幸せを求めた結果、独身や子供を持たない選択をしてるんだと思う。
少子化対策にお金使うより、増える一人暮らしのお年寄りや介護の問題に税金使って、若い人達の時間がお年寄りに割かれない工夫をしてもらいたい。
やるならリアルで直接会う婚活パーティーでもやった方がマシだと思うが。
自治体がやるのであれば、アカウント何度も作り直さないように厳格な本人確認とかをやってかないと、結局は民間のアプリと一緒でヤリモク目的のばかりになる。
そして、そんな所に必要以上の個人情報登録するのは怖い。
編集後記
少子化対策って言われるとズレてる気がしちゃうんですよね。
もういっその事、詐欺サイト対策とかフィッシングサイト対策のためって言った方が良いのでは。
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