冬の厳しい寒さには、日々の生活に欠かせない「スマートフォン」への注意が必要です。なぜかというと、この季節にはスマートフォンの修理依頼が増える傾向にあります。また、暖かいグッズを使用する際も気をつけるべきです。
日増しに厳しくなる冬の寒さは、私たちの生活に不可欠な「スマートフォン」に影響を与えています。
電子機器の修理を専門とする店舗では、冬季になると修理の依頼が増えるとのことです。
冬になるとスマホ修理依頼が増えるのは一体なぜ
澤田賢人さん
依頼自体は増えていて、特に寒い時期なのでバッテリーの交換が増えている
夏ごろからバッテリーの減りが早いなという感じがしたが、ここのところ急減に落ちるのが早いなと思って来た
スマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーは、寒い環境下では温度が下がり、これが電圧の低下につながり、結果的にバッテリーの寿命が短くなることがあります。
また、寒い季節に体を温めるためのグッズを使用する際には特に注意が必要です。
澤田賢人さん
カイロとスマホを一緒に入れることで、バッテリーが膨張してしまうケースもあります
スマートフォンが過度に暖まると、そのバッテリーが膨らんでしまい、結果的に損傷を引き起こすことがあります。
バッテリーの持続力が低下している場合でも、強引に暖めるのではなく、自然な室内温度で保持することが重要だとされています。
チャットGPTさんに聞いてみた
スマホのバッテリーを長持ちさせるためのコツや秘訣を教えてください。
スマートフォンのバッテリー寿命を延ばすためには、いくつかのポイントを守ることが重要です。以下はそのコツや秘訣です:
- 適切な充電レベルの維持:バッテリーを完全にゼロにしないようにし、20%から80%の間で充電するのが理想的です。深刻な放電や完全充電はバッテリーに負担をかけます。
- 高温・低温からの保護:スマートフォンを極端に暑いまたは寒い場所に置かないようにします。特に直射日光下や車内など、高温になりやすい場所は避けるべきです。
- 適切な充電器の使用:メーカーが推奨する充電器を使用することが重要です。非公式または安価な充電器はバッテリーに損害を与える可能性があります。
- 不要なアプリの閉じる:使用していないアプリやバックグラウンドで動作しているアプリはバッテリーを消耗します。定期的にこれらを閉じることが推奨されます。
- 明るさとバックグラウンドの最適化:画面の明るさを適切に設定し、不必要な通知やバックグラウンド更新を制限することで、バッテリーの消耗を減らすことができます。
- ソフトウェアの更新:最新のソフトウェアにアップデートすることで、バッテリーの効率が向上することがあります。メーカーは新しいアップデートでバッテリーの最適化を行うことが多いです。
- リフレッシュとキャリブレーション:時々、スマートフォンを完全に放電させてからフル充電することで、バッテリーのキャリブレーションを行うことが推奨されることもあります。
これらのヒントを実践することで、スマートフォンのバッテリー寿命を効果的に延ばすことができます。
リフレッシュとキャリブレーションをもう少し詳しく教えてください。
リフレッシュとキャリブレーションは、スマートフォンのバッテリー性能を維持するための重要なプロセスです。特にリチウムイオンバッテリーを搭載している現代のスマートフォンにおいて、これらのプロセスが役立つことがあります。以下に詳細を説明します。
バッテリーキャリブレーション
キャリブレーションは、バッテリーの残量表示と実際の電池容量の間のズレを修正するプロセスです。長期間にわたり同じバッテリーを使用していると、スマートフォンのバッテリー残量表示が実際のバッテリー容量と一致しなくなることがあります。これを修正するためにキャリブレーションを行います。
キャリブレーションの手順
- 完全放電:バッテリーを0%まで使い切り、スマートフォンが自動で電源が切れるまで待ちます。
- 完全充電:スマートフォンを電源オフの状態で、100%まで充電します。通常、完全に充電するのに数時間かかります。
- 再起動:充電後、スマートフォンを再起動します。
このプロセスは、バッテリーの残量表示が正確でないと感じたとき、またはバッテリーのパフォーマンスに問題があるときに行います。ただし、頻繁に行う必要はありません。数ヶ月に一度、または必要に応じて行うのが良いでしょう。
バッテリーリフレッシュ
バッテリーリフレッシュは、バッテリーの健康状態を改善するためのプロセスです。しかし、リチウムイオンバッテリーにおいては、完全放電は推奨されません。リチウムイオンバッテリーは深刻な放電(完全放電)によって損傷を受ける可能性があるため、このプロセスは、特に古いタイプのニッケル系バッテリーに対してより関連があります。
リフレッシュの手順
リチウムイオンバッテリーでは、「リフレッシュ」よりも適切な充電習慣を持つことが重要です。バッテリーを適切なレベル(通常20%から80%)で保つことに重点を置き、過充電や深刻な放電を避けることが推奨されます。
結論
バッテリーキャリブレーションは、バッテリーの残量表示の正確性を保つために役立ちますが、リフレッシュは古いバッテリータイプに関連する概念です。リチウムイオンバッテリーでは、適切な充電と使用がバッテリー寿命を最大限に延ばす鍵です。
専門家の反応は?
気温やスマホの本体温度が0℃あたりを下回る時期になると、スマホのバッテリーの持ちが短くなったように感じます。この要因の多くは、低温下ではバッテリー内の化学反応が起きにくくなり、バッテリー容量が減ったころに動作に適した気温(0~35℃)よりも先にスマホを動かせるだけの電圧を取り出せなくなるためです。
スマホは金属ボディなどで内部の熱を逃がす放熱設計を重視しているぶん、寒い時期は逆に冷えやすい機器といえます。かといってスマホを外部機器で温め続けるのも危険なので、温かい衣類の内ポケットに入れるといった対策が無難でしょう。
また、バッテリー容量自体が大きいスマートフォンへ買い替えるのも対策のひとつとなります。特にiPhone SEシリーズは、ほかのスマホと比べてバッテリー容量が少ないので要注意です。
冷えているスマホをカイロなどで急激に温めると、内部で結露が発生する恐れがあります。
故障するかどうかはその時次第でしょうが、故障しなくてもカメラレンズの内部に曇りができてしまう可能性もあります。
寒いところにスマホを持っていくときは、ポケットの中など暖かい場所に入れて保管することでバッテリーの急激な減少を防ぐことができます。
また、バッテリーが減っているように見えても体温でゆっくりと温めることで復活することもあります。
ネットの反応は?
寒いと実質的な容量が減ってしまうのは、リチウムイオン電池に限りません。乾電池も蓄電池も化学反応で電気を起こしていますから、みんな温度が下がると起電力が落ちるのです。理科の常識ですね。
これを最初に実感したのは小学生のころ、雪国で体験した初めての冬に、雪の上で模型の戦車を走らせた時です(昭和の戦車プラモは、すべてモーター内蔵でした)。新雪に腹をこするようにして動き始めた戦車は、1メートルも走らないうちに止まってしまいましたが、途方に暮れて室内に持ち込むと、乾電池が温まってまた動き出しました。ま、それと同じような現象ですね。
高級一眼レフには古くから、酷寒の地で使うための延長コード付きバッテリーパックがあります。服の中で体温で温め、電圧低下を防ぐ仕組みです。クォーツ腕時計も、腕に付けて体温で温まった状態で時刻が合うように設計されています。
やっぱり、EV自動車は、冬、どう考えても危ないと思う。渋滞に巻き込まれたら、生きて帰られなくなりそうだし、特に雪道の立ち往生は、高速道路では命取りになりかねない!。どうしても日本の道路事情には向いていないと考えられる。脱炭素とかいう前に、自動車のいらない社会を構築しないと、日本がまた、公害大国と呼ばれることになりかねない。EVはあくまで停電時用のバックアップ用、非常用であり、メイン用途になれない。
バッテリーは使っているうちに少しずつ消耗していっているのは感じますが、自分が鈍いのか、寒いからといって体感できるほどバッテリーの消耗が大きいと感じるようなことはこれまでなかったように思いますが、寒さも消耗の一因なら、これからは気をつけようと思いました。でもまぁ消耗品である以上は、ある程度の諦めも肝心なように思います。
編集後記
以前使っていたgarminが寒い日ランニングしていると急に電源落ちてしまうのは、寒さによって電圧が低下して落ちていたんですね。
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